2010年10月9日土曜日

vol.155 AdBlock

Google Chromeの拡張機能の一番人気は、AdBlockである。

これをインストールすると、広告を消すことができる。それでも消えない広告も、Block an adというオプションバーの調整で「気持ちがよくなるように消えるまで調整する」ことができる。

しかも、このソフト、気前のいいことに、AdWordsもAdSenseもきれいさっぱり消し去ってしまう。もちろん、他のブラウザ用の同等のソフトウェアもある。押し付けられる広告はもううんざり、うざったいのである。

こういう時代なのである。これでも新聞、雑誌系ウェブサイトはバナー広告で金を取れると思っているのだろうか?

表示されなければ、クリックされない。もちろんコンバージョンもない。それでもインプレッションだけは新聞、雑誌系ウェブサイトのアドミン画面では「ある」ということになっているのだ。

これが、もしも、インプレッション課金などという寝ぼけた課金方法だったとするならば、広告主はまったく見られてもいない広告に金を払わされるということになる。

バナーの時代も、リスティング広告の時代も、一気に終わろうとしているという感が強くする。

しかし、広告が消えれば、新聞、出版社系ウェブサイトは収入の道が閉ざされる。しかし、有料化しうるほどのコンテンツは作ることができない。このままでは、このジレンマの中で、自然消滅していく運命にあるのである。

これが、オルタナティブ・ウェブ広告の登場が待たれる所以である。

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2010年10月6日水曜日

vol.154 このサイズがいいかも

ドコモがサムスンのGLAXY Tabを11月に発売するらしい。また同時にGLAXY Sも発売する。

GLAXY Sは明らかに孫さんのiPhoneの対抗馬だし、GLAXY TabはiPadの対抗馬である。なんとも分かり安い展開であきれてしまう。

だが、どちらもそこに戦略がある。GLAXY SはAndroid 2.2 搭載でFlash対応であるし、GLAXY Tabは潜在ニーズとしてある、iPadのハーフサイズへの期待に応えることができる。

iPadは、PCを持ち歩くのと変わりがないくらいでか過ぎるし重過ぎる。この半分のサイズのものなら何とか持ち歩けそうである。

さらに、iPhoneでPC同様のサイトを見ると、拡大しなければ文字が読めないため、ピーピングトム状態になってしまって、一向に全体が見渡せない。

要は、iPhoneとiPadの中間サイズが望ましいということになる。それじゃー、それはミニPCのサイズだろう、と言われればそのとおりであるが、持ち運びを考えるとタブレット端末であることが望ましいわけである。

サムスンは、こういうニッチなニーズに気づいたからこそ商品化したのだろう。

日本のスマートフォン、タブレット端末に関するマーケティング力は皆無。サムスンの1年後をよたよた歩きで付いていき、めくらめっぽう海外商品を販売するのみである。

いつから、こんな考えない国になってしまったのか?それとも、それが国策だとでも言うのだろうか?

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2010年9月16日木曜日

Vol.153 スティーブの変心

え、やっぱり?と思うことが起こった。

スティーブが9月9日、iOSデベロッパー規約を変更し、iPhoneアプリ開発に関する制約を緩和する発表を行ったのである。これにより、Adobeも中断していたiPhone用フラッシュアプリの開発を再開した。

このスティーブの心変わりの理由は2つ。

1、iOSデベロッパー規約が、独禁法に抵触する可能性があるとしてFTCが調査を始めたことに対する対応
2、Android端末の普及で、競争上不利になると判断した

今まで、重いだの電池を食うだのと言っていたことは只のブラフで、要は市場先行特権を振り回していただけということになる。

ま、フラッシュはすでに市場で認知されている技術であるわけで、これを否定するということにそもそも無理があったわけで、想定される判断だといえる。

iPhoneのデザインはいいけれど、唯一フラッシュが見えないことが不満だったわけで、これでAndroidに乗り換えなくても済みそうな気配なのはうれしいことである。

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2010年9月11日土曜日

vol.152 やってしまった・・・

9月8日のこと。

飲んで気持ちよく帰ってきてPCを立ち上げると、何とWindowsが起動しない・・・。

それから、悪戦苦闘すること4時間。

夜中の2時、ついに最も回避したかったことを実行せざるを得なかった。

「出荷時のコンテンツに戻す」、つまり、初期化である。

データは一応外付けHDDにあることはある。しかし、直近のデータはデスクトップに置き去りになったまま。

往々にしてそれら直近データこそが最も重要だったりすることはご存知のとおりである。

かくしてわがPCは、生まれたときのままの姿に・・・。

しかし、それでどうなったのか?

確かに、無くしたデータはある。しかし、それがなければ命にかかわるというものでもない。

一番惜しかったのは、3回更新分の「今日のメニュー」用の写真データである。(笑)

IMEも元に戻っているので、辞書の再登録が必要である。

IEは何と6である。しつこく8にしろと更新アラートが出るが、無視し続けている。(笑)


さて、生まれたときの姿になって何が一番よかったか?

使用領域が10GBを切って、若かりしころのレスポンスでサクサクと動き始めたこと。

禍転じて福となす。(笑)

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2010年8月14日土曜日

Vol.151 iPhone4、1ヶ月

iPhone4を使い始めて1ヶ月経過。で、メリット&デメリットをまとめてみた。

1、ブラウザサファリは早くて快適。
PCでのウェブ閲覧はタブで切り換えて沢山のサイトを同時閲覧するが、多少面倒だがそれに近いことが閲覧履歴の参照で可能なので問題ない。

2、タッチパネル方式は慣れれば快適
宮崎駿がマスターベーションをしているようなという擦る動作は最初は違和感があるが、そうしたくなる本能に忠実なので(マスターベーションがではない)快適に感じるようになる。

3、メールは今一
PCメール(gmail)では元の文にインデントを付けて不要部分を消して返信するという使い方をするが、不要部分を選んで削除できないので正確な返信がしにくい。さらに、タッチパネル式キーボードでの入力スピードはPCの10分の1なので、言葉少なに・・・・。(笑)

4、Wi-Fiがシームレスでない
これは、アメリカのAT&T、日本のソフトバンクの通信ネットワークのカバー率の問題。地下鉄の中でシームレスに通信できるのは、ドコモ、NTT系Wi-Fi。寂しい。

5、Flashが表示されないのは非現実的
FlashはJAVAと同じくらい現在のウェブページで多用されている。AppleはUSBのときもそうだったが、先頭を切って導入するのだが周りが付いてこない。Flashが消えるまで待っても遅くはない。

ま、ザット見てみると、デメリットは5、くらいなもので何とか使えるということだろうか。

ただ、PDAとして使おうとするならば、Flash10をサポートする次期Androidモデルと言うことになるのかもしれない。いつもながら、Appleのデザインには何の文句もない。

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2010年7月29日木曜日

vol.150 あきれた

このニュースを読んであきれなかった人は少ないのでは。

Bingになるはずの検索エンジンがよりによってGoogleに!?さらに広告配信システムもAdWordsに!?そんな馬鹿な!!

これはきつい冗談にしか聞こえない。

世界中でただ1国、Googleの検索エンジンシェアが1位でないのがわが日本だったはずでは・・。それを牛頭狗肉の手法でひっくり返すとは・・・。

いくらなんでも、元YAHOO!から役員が行ったからといって、こういう非常手段を取ってくるとは想像もしていなかった。

こうなってくるといい面の皮なのはBingである。使い物にならないとのレッテルをYAHOO!に貼られたようなもの。

MSはYAHOO!を買収したのではなかったのか?これをひっくり返して再度MSからGoogleが買いなおしたというのか?このニュースは聞いたことがない。

最近、Googleは広告主に対する直バックアップを始めて、対YAHOO!ドメスティック戦略の見直しをやっと始めたのかと思っていたら、今回のニュースはそんな小手先のことではないことを証明した。

しかしなー、YAHOO!が日本で一番の理由は、生まれて初めての女だからというだけではく、ディレクトリ検索というのが日本人に合っていることの証左である。

いいリンクがたくさんあるのがいいサイト、というラリー・ページ式検索結果は、SEO対策てんこ盛りサイトが上位掲載されるという、金持ち会社優先の掲載順位を押し付けられることになるわけで賛同できない。

また、Googleと同じ検索結果をYAHOO!で見てもしょうがないわけで、実態にあわせて、このさいYAHOO!は「YAHOOGLE」と社名変更でもしてほしいものである。

もっとも、この2社は確か検索エンジンを交換して使っていたこともあったはずだから、驚くに値しないことなのかもしれないが・・・。

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2010年7月11日日曜日

vol.149 iPhone4

丸2日掛かってiPhone4の設定を終えた・・・。くたびれた。

最後は、ソフトバンクの販売店に行って、電話帳のデータをソフトバンクのサーバにULし、前日、APP SROREのiTnenesでDLした無料ソフト「かんたん電話帳」を使ってこのデータをDLして完了である。

しかし、これ、旧携帯電話から電話帳のデータを取り出し、CDに焼いてくれればそのままインストールできるはずである。

ところが、旧携帯のキャリアであるKDDIはそんなことは一切しない。

ま、MNPする客には一切サービスなどしないというわけである。分かりやすい。

しかし、それにしてもソフトバンクという会社、競合からは目の仇にされているようである。アンシャンレジウムはしかし、スマートフォンによって、徐々に壊されつつある。

スマートフォンを日本に作らせなかったのは技術力では決してない。総務省の行政方針でもない。

スマートフォンのベースであるPDAを育てなかったのは、また、IP電話を育てなかったのは、NTT、Docomo、KDDIの旧電信会社系の既得権益の死守体制である。

最近、Docomeが携帯のSIMロック解除を2011年4月から実施すると発表した。

これにはどのような意図があるのか?

誰が得をするか考えれば犯人は自ずと分かるのが推理小説なら、DocomoがSIMロック解除を率先するのも、ソフトバンクが必死でSIMロックを維持しようとするのも自ずと明白な理由がある。

電波のカバーエリアである。

機種など関係なく、殆どの通信がDocomoのキャリアで通信されるようになるからに他ならない。

Docomoは、既得権益でいまだに飯を食おうとしているのである。(笑)

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