敵が見えないのである。
これまでの特徴であった「入札方式」の簡便さをどうして捨ててしまったのか?という理由は、先に書いたが、広告主からすると、この簡便さは実にシンプルであったと改めて思う。
1円にしのぎを削る戦いも面白かったし、10円単位、100円単位の入札でぶっちぎった気持ちになっていたのもなつかしい思い出である。(笑)
新管理画面では、自分の入札価格が「高い」か「低い」かは分かるのだが、これからは、いくらに設定すれば思い通りの順位に掲載されるのかは「勘」に頼らざるを得ない。この点がどうも以前に比べて靴の上から足を掻く思いがぬぐいきれない。
QIの導入によって懸念されたAdWords並の価格コントロールは今のところないようで安心だが、キーワードごとに表示されているQIをこのまま参考値にとどめておくとは思えない。
入札価格の割には上位に表示されたり下位に表示された場合には、QIの意味が鮮明になってくるだろうが、それがクリック数だけであるならばシンプルそのものなのだが、果たしてそうなのかどうかが現在のところ不明である。
もっとも、AdWordsのように、一方的に600円にしろ、1200円にしろと専制君主のように法外な単価設定を迫ってくることに比べれば、これでも十分に民主的なことは確かである。
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