わたしの管理画面は14日(月)から新しいものに切り替えた。で、その使い勝手なのだが、これが「大変良い」のだ。
今回の変更で最大の特徴は、データが自動的にグラフ化されるので視覚的に広告効果が見えるという点だろうか。
これまでが余りにもマーケティングデータを取るという視点が欠落していたわけで、これが一気に改善されたというのが正直な感想である。つまり、この5年の間に、PPC広告が様変わりしたことを受けての変更だと言える。
overtureの最大の特徴は、入札という一見民主的な方法を採用していたことにある。つまり、同じキーワードであれば「最高値を付けた広告主のものが最上位に表示される」ことが保障されていたわけである。そして、1円の攻防が日夜繰り広げられていたのである。
この点を見直したのが、QI(Quality Index)という指標の導入である。旧バージョンでは、CTRの低いキーワードを表すClick Indexという指標が使われていたが、あくまでも参考値にとどまっており、これが掲載順位に影響を与えることはなかった。
ところが、これからは、入札価格とQIとで掲載順位が決定されることになる。これは考えてみれば当たり前のことで、最高額を付けた広告が最上位に掲載されてもクリックされなければovertureに広告費は入ってこないわけで、「入札価格が低くてもクリックされた方が実入りがある」という理屈である。
よって、クリックされている広告=overtureにとって実入りのある広告=入札額の割には上位表示される広告、を優先するためのインデックスとなるのがQIである、ということになる。
QIは、広告改善の指標としてユーザーが活用することもできる。QIが下がってきた=クリックされなくなってきたら、T&Dの変更やリンク先の変更、リンク先ページの改善等の対策を講ずればいいからである。
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