2010年3月26日金曜日

vol. 134 GoogleTV?

Androidを使った携帯NEXUS ONEに続いて今度はSONYのTVにAndroidとINTELを組み込んでTVを作るそうな・・・。

目的は、「Google検索」が簡単に行え、「Google Youtube」が快適に見られ、「Google Chrome」によってウェブ閲覧が行えるそうな・・・。

これって、TVの機能ではなさそうだ。要は、テレビという名の大型PCである。

ま、PCで地デジを見たり、PCを大型液晶TVにつなぐという段階をすっ飛ばして、大型PCを作ってしまえというわけである。

来年2011年の地デジ(これ血出痔ってイメージがしてしょうがない(笑))元年、日本TVは「2011地デジコンテンツ開発プロジェクト」なるものを発足させたそうだが、何のことはない放送方式を「レターボックス化」しようというだけのことで中身=コンテンツ、がまったくない。

TVも新聞、雑誌同様、アーカイブが命。先見の明があるのはNHKだけで、地デジ放送=ウェブTV向け課金コンテンツ自前のコンテンツのみならず海外のコンテンツを買い漁っている。

これに対して、なんと、電博と民放各社はGYAOに投資して、コンテンツをまわして貰うつもりのようである。孫さん、ほんと目先が利くんだから。(笑)

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2010年3月25日木曜日

vol.133 日経新聞電子版のゆくえ

3月23日、日経新聞が有料ウェブ新聞を始めた。プラス1000円でリアルの紙新聞も付いてくるそうである。

ウェブと紙の逆転を認識したことはいいけれど、10年遅い。10年前にこれをやってみてアサヒコムを始めとする他紙は全滅したビジネスモデルである。

そもそも、コンテンツが売れると勘違いしているところが救いがたい。100数十年の新聞の歴史の中で、コンテンツ=記事が有料で売れたことは一度もない。

新聞も雑誌も「広告料」によって成り立ってきたのである。なぜ、このビジネスモデルを否定しようとするのか?

広告なくして雑誌なし、広告なくして新聞なし、なのである。

ただし、それに気づいて、またぞろ広告枠売りを始めるとこれまた失敗する。理由は単純明快。有料で売ろうとしたものに広告がつけて売ろうとすれば購読料は値崩れするのである。

広告料が入らなくなった→紙新聞をやめた→ウェブ新聞を始めた→購読料が入らない→広告掲載を始めた→購読料が入らない→廃刊

ま、ざっと上記のような流れであろう。

まぬけだな。

何が間抜けかというと、ウェブビジネスモデルの収入源は広告だということを知らないからである。

ウェブは、そもそも、新聞雑誌のビジネスモデルを踏襲して始まった。ところが、それが行き詰っているのである。

出口を求めてあえいでいるのである。

その出口とは、ウェブならではの広告の実施とその広告収入によるビジネスモデルの構築である。

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2010年3月11日木曜日

vol.132 APPLEのアプリ契約

この手の話題は昔MS今Googleなのだが、今度はAPPLEである。

APPLEがアプリ開発者と結んでいるiPhoneに関する契約書がEFF(電子フロンティア財団)によって「公開」された。これによると、治外法権という言葉が浮かんでくるほど開発者に不利なものだという。

もっとも、契約書というのは嫌なら結ばなければいい種類のもので、開発者にしてみれば自分の力を誇示できるのなら、自分で金を払ってもいいと思っている人種だから不利とは思わずに契約したのだろう。

つまり、「iPhoneのあのアプリは俺が作ったんだ」と自慢することが開発のインセンティブになっているのである。

職人さんのプライドをくすぐるだけの魅力がAPPLEという会社にあるのだろうからこういうことになる。

こういうことはUSのみならず日本以外の国のビジネスのベースにあって、分かりやすく言えば「だまされる奴が悪い」というのが基本である。

だから、技術者を脅迫したわけでも、治外法権的契約でもないと思う。ただ、iPhoneはこんなに売れてるのに開発者には一文も入らないのはなぜ?という気持ちだけは分かるが・・・。

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2010年3月9日火曜日

vol.131 Googleに☆マーク登場

昨日からまたまた奇妙なことをGoogleが始めた。

そして、いつの間にか、あのSearch wikiが消えた。

最近は、この表示がうざったいので、

1、ログアウトし
2、履歴を削除して
3、本来の検索結果を見る

という面倒なことをやっていたのでこれは歓迎すべきことではある。

しかし、検索結果をカスタマイズするというGoogleの意図が良く分からないというのが正直なところで、こんなことをして、自分の電話帳のようになった検索結果に意味があるのだろうか?

マーキング用の☆の採用はGmailですでに行っているので個人的には違和感はないが、どちらかというとこれも大きなお世話の部類に入る。

MSのイルカくらいうざったい。(笑)

Googleは☆をブックマークの意味で使用しているが、これがどんどん増えていったらどうなるか?それを探すのが困難なくらいつけすぎたブックマークは、結局使えない。

また、☆には階級の意味があるので、☆5つとか☆3つとかの重要度をつけたくなるだろう。

結局、それはわれわれが期待する検索結果とはまったく無縁なものになっていくだろう。

そんなことよりも、まず、YAHOO!並み(最近検索キーワードが太字で表示されるようになって見やすくなった)の日本語認識がきちんとできるエンジンの開発と公正な検索結果表示を目指すことだろう。

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2010年3月7日日曜日

vol.130 Blogger のFTPサービス中止

今日ブログをアップロードしたら、FTPサービス中止のアナウンスがあった。(いつもこういうinfoが英語なのは何故?(笑)。日本法人って何してるの?これくらい翻訳したらどうよ?)

なんでも、このサービスを利用しているのはBlogger使用者の5%にすぎず、その割りに技術者に手間を取らせている、というのが停止理由のようである。

ふ~~ん、5%ですか?意外と少ないんですね。独自ドメインを持っていない人が殆どというわけだ。もしくは、自分のドメインは使いたくないということか。

しかし、このサービス、私にも手間が掛かっていたのであるが、所詮FTPソフトのすることで、たいしたことはないのではないかと思う。

手間よりもむしろ、最近流行のFTPウィルスGunblarに感染する危険性を回避することの方が理由にならなければならないのではないか?

このサービス、私は気に入っていて、別ドメインにアップロードしていたのだが、Googleのサービスの中では「気の利いたサービス」だと思っていたのだが、所詮、金にならないサービスは停止せざるをえないということなのだろう。

新サービスを矢継ぎ早にリリースするGoogleにしたら、珍しいサービス撤退である。

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2010年3月2日火曜日

vol.129 検索実験

昨日、metaタグにテキストを追加した。

今日その結果を出したのはYAHOO!だけ。孫さん偉い。

GoogleもBingも一切反応無し。遅いな。(笑)

日本で検索エンジンを展開するのは、無理じゃないの?(笑)

ロボット君、日本語読めますか?(笑)

YAHOO!のエンジンがBingになることできっと日本では不満が高まることは間違いない。

以前にも書いたが、GoogleもBingも、単語の組み合わせが前後しても同一語とする癖がある。たとえば、丸一と一丸は同じになるのだ。

これでは使えないでしょう?

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2010年2月25日木曜日

vol.128 したたかなのか間抜けなのか?

早いですねー!という記事が出た。

3月29日にトランスコスモスからDARTを買い取って4月1日からスタートするはずの広告配信システムが早くも発表された。

もちろんこんなに早く発表できたのは、最初から作ってあったわけで、買収は織り込み済みだったわけですね。用意周到というわけです。

ところが、今度は、?と思う記事が出ていてあきれてしまう。

XEROXがGoogleとYAHOO! AMERICAに対して検索特許侵害で訴訟になっているというのだから。

YAHOO! AMERICAの方は検索エンジンをBingに代替することに決まっているので、はい、止めますで済むのだろうが、Googleの方はそうはいかない。

XEROXの方は、特許料を支払うよう要求したが解決しないので法的手段に訴えたというから相当に業を煮やしての措置なのだろう。

今後の展開をウォッチしよう。

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