IT業界が不景気だそうである。
ま、今回は完璧に世界不況とリンクしていて驚くべきでもないが、実は、本当のところは「構造不況」なのである。
ITになにが出来るかといえば、要は機械化でしかない。同じことを繰り返す作業であれば、人間よりも飲まず食わずで働き続けることができる。裏を返せば、それしか出来ない。
考えもしなければ先も読めずに10年1日の如く同じことを繰り返すことがお得意なだけである。それをシステムと呼ぶ。
よって、環境変化には耐えられず毎日のように廃棄処分と開発が行われるしかない。これに気づくと、回ってるだけで何も稼がないのがITだということに行き着くのにそう時間は掛からない。
現代のシジフォスの神話、それがIT業界である。
ではどうするのか?
100年前のビジネスモデルを機械化しただけのビジネスモデルに別れを告げて、次の、次の次のビジネスモデル構築に着手するしかない。
それは、決して難しいものではない。顧客優先。消費者を幸せにすることを考えることである。そこにビジネスチャンスは必ずある。人間が人間である限り。
ソウダヒロシ プロフィール ⇒CONTACT
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