2011年2月7日月曜日

vol.179 リスティング広告ファシズム時代

アカウント復活で1万円、新規アカウントで3千円などとまたGoogleがはじめた。

YAHOO!の方は何の動きも見せていない・・・。

リスティング広告のことである。そして、こんな最近の動向を見ていると、「きっとGoogle管理画面に統一されるんだろうな」という臭いがプンプンする。

Google管理画面になって喜ぶのは、当のGoogleと代理店だけである。

平均入札価格が現状のYAHOO!の2倍になって濡れ手に粟の大もうけができるわけだから、まさにWin&Winの関係である。

しかし、顧客である広告主は置き去りにされたままである。

広告主は、Googleのナイーブな管理画面に翻弄されて、同一広告グループ中に作った新規広告がURL違いで非承認になったり、ファーストビットに満たないと一方的かつ強制的に入札価格を吊り上げられたり、キーワードと広告のマッチングが悪いからという幼稚な根拠に基づいた、まったく広告の品質とは無関係の指標であるQSが低いという理由から広告が表示されなくなったりというような理不尽な苦難に直面させられている。

しかもその根拠も理由もブラックボックスの中なのである。ルールはGoogleによって作られ、Googleによって変えられる。Googleは奪い、そしてGoogleは奪う・・。(笑)

基本的にGoogle管理画面は、程度の低い広告代理店仕様の「月間予算消化のための管理画面」である。つまり、CV数獲得を目指す広告主のニーズとは全く相容れない。

こんな管理画面に統一されれば、江戸時代の百姓同然、広告主は生かさず殺さず広告費を搾り取れといった状態になってしまうこと請け合いである。

リスティング広告ファシズム時代が始まろうとしている・・・。

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