2010年2月6日土曜日

vol.124 Google vs CHINA

このテーマ、進捗を見守ってから書こうと思っていたのだが、何だか羅生門(芥川龍之介の藪の中をテーマにした黒澤映画)になりそうなので、メモしておくことにする。

正月早々笑わせてくれた最高の笑い話だと思う。

検閲大好きのGoogleが中国政府に検閲されたことが発端で、言うことを聞かないGoogleのサーバハッキングを行いデータを改ざんしたりされて、もう我慢の限界だから撤退するというのだから可笑しい。

もちろん、中国政府は、「そんなことしらん」と横を向いている。

同じことを、Google八分でやってるのだから、そういうリアクションをすることに気付かないわけがないし、中国のような海千山千の国の政治的判断にGoogleごときが太刀打ちできるはずもない・・・。

そもそも、中国向けGoogleなどを作ること自体、Googleの標榜する「世界中の情報を共有できるようにする」というコンセプトから乖離しているわけだから、参入する方が悪いのである。

もっとも、中国バージョンを作るための手間隙を考えると撤退は政治的判断ではなく、経営的判断なのだろうと思うが、Googleが手中にした地球儀から中国がすっぽり消えてなくなったことは間違いない。

ここへきて、中国なんか不味いもん、とGoogleは負け犬の遠吠えをするしかない。

食えない国、中国。たいしたもんである。(笑)

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