2009年9月7日、突然GyaoがGyaO!になった。要は、Gyao+YAHOO!=GyaO!というわけである。(笑)
しかし、これによって途中まで見ていたコンテンツが観られなくなった。GyaoのID/PWが使用できず、改めてYAHOO!IDを取得しなおさなければならなくなった。
YAHOO!プレミアムに登録すれば、GyaO!の有料コンテンツの視聴料は安くなるとうたっているが、YAHOO!プレミアムは別途月額346円が必要で、有料コンテンツ視聴のためのShow Time会費294円の割引価格109円と合わせると合計すればこちらのほうが高くなる。
この理屈、YAHOO!動画を視聴している側の理屈である。YAHOO!動画を視聴しておらず、Gyaoを視聴していた人間からすれば、なんで高い金を払って同じものを観なけりゃなんのだ、ということになる。
さらに、9月7日にGyaoがGyaO!になるというインフォはGyaoからは一切なかった。前日まで観ていたトップ画面はいきなり変わり、前日の続きを観ようとしてもYAHOO!IDの再登録、さらにはYAHOO!Show Timeへの再会員登録が必要だった。
これ、なんだかGoogleの臭いを感じる。そう、傲慢さ、押し付けがましさ、思い上がり、さらにはファシズムの臭いである。
9月7日深夜、以下のメールがGyaO!から来た。これだけである。楽しめとは口ばかり、言うこと聞かなければ観れないけどいいんだよね、という口調である。
孫君、Googleの真似はいかんよ。(笑)
「MyGyaO機能変更に伴うデータ移行のご案内」
いつもGyaOをご利用いただき、ありがとうございます。
この度、GyaOはYahoo!動画と統合し、新たにGyaO
として生まれ変わりました。今後、サービスの充実・拡大を行っていく予定ですので、
新しくなったGyaO!をぜひお楽しみください。
また、これに伴いましてMyGyaO機能も一新されております。
これまでMyGyaOの「現在視聴予定の番組一覧(最大60件)」に
ご登録いただいていた番組に関しましては、
番組タイトルの情報を新しいMyGyaOの「お気に入り」機能に、
引き継いで登録することが可能です。
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2009年9月8日火曜日
2009年9月7日月曜日
vol.110 YAHOO!の軍門にくだったTV局
孫さんがまたやってくれた。
フジTVと日本TVがGyaoに出資することになった。出資比率は各社7%ずつ。よって、Gyaoの持株比率は、YAHOO!51%、Gyao35%、フジTV7%、日本TV7%となる。
このことは、自社コンテンツのネット配信にも一口かんでおこうという思惑の現われで、民法テレビ局がどのように2011年の地デジを捉えているのかがはっきりと分かる。
NHKはすでにGyaoにコンテンツ提供を行っており、質量ともに優れた自社コンテンツのデジタルアーカイブ化に加え、その国際的ネットワークを生かしてコンテンツを買いあさっている。
ネットコンテンツは、無限にあっても一向に困らない。テレビの配信方法とはまったく異なるオンデマンド配信だからである。
テレビのように放映時間の決まった番組を視聴するのではなく、オンデマンド視聴では、好きな時間に好きなコンテンツを視聴でき、途中でやめることも、好きな時間に続きを観ることもできる。
テレビ局はテレビ局単独で2011年の地デジ放送時代に対応できるコンテンツ配信システムを持たない。新聞同様、テレビが無用の長物化するのは目に見えているにもかかわらず、まだテレビ局単独での「デジタル放送」が存続できると勘違いしているのである。
そんなのんびりした対応のテレビ業界において、今回のフジTVと日本TVの対応はまだましな方なのかもしれない。
銀行統合と同じで、全テレビ局が合従連衡して民法地デジ配信局を設立しなければコンテンツの質量ともにGyaoにもNHKにも及ばない。
やがて、TV局各社は、「その他コンテンツ提供元」として、Gyaoに吸収合併されていくことになることは目に見えているのである。
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このことは、自社コンテンツのネット配信にも一口かんでおこうという思惑の現われで、民法テレビ局がどのように2011年の地デジを捉えているのかがはっきりと分かる。
NHKはすでにGyaoにコンテンツ提供を行っており、質量ともに優れた自社コンテンツのデジタルアーカイブ化に加え、その国際的ネットワークを生かしてコンテンツを買いあさっている。
ネットコンテンツは、無限にあっても一向に困らない。テレビの配信方法とはまったく異なるオンデマンド配信だからである。
テレビのように放映時間の決まった番組を視聴するのではなく、オンデマンド視聴では、好きな時間に好きなコンテンツを視聴でき、途中でやめることも、好きな時間に続きを観ることもできる。
テレビ局はテレビ局単独で2011年の地デジ放送時代に対応できるコンテンツ配信システムを持たない。新聞同様、テレビが無用の長物化するのは目に見えているにもかかわらず、まだテレビ局単独での「デジタル放送」が存続できると勘違いしているのである。
そんなのんびりした対応のテレビ業界において、今回のフジTVと日本TVの対応はまだましな方なのかもしれない。
銀行統合と同じで、全テレビ局が合従連衡して民法地デジ配信局を設立しなければコンテンツの質量ともにGyaoにもNHKにも及ばない。
やがて、TV局各社は、「その他コンテンツ提供元」として、Gyaoに吸収合併されていくことになることは目に見えているのである。
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2009年9月4日金曜日
vol.109 YAHOO!のOvertureの買収?
YAHOO!がOvertureを買収した。(Overtureは2009年9月末日を持って解散)
元々OvertureはYAHOO!の子会社だから買収ではなく吸収合併なのだろうが、これはMSのYAHOO!買収を自然な形にするための帳尻合わせなのだろう。
MSのYAHOO!の買収によって、YAHOO!の検索エンジンはBingになる。(もしかするとYAHOO!という検索サイトは消えるかもしれない)
さらに、YAHOO!の子会社であるOvertureが実施している検索連動型広告もMSの広告になる。この辺りをスッキリさせるための吸収合併ということなのだろう。
さて、YAHOO! JAPANはGYAOを買収した。これが実はYAHOO!の目指す方向性を示唆しているのだ。つまり、検索、検索広告から撤退し、エンタメ系へのシフトである。
これ、検索も検索連動型広告も衰退していくと考えるべきなのか?
孫さんのことだから、損するようなことはしないとは思うが、しばらくは飯の種である検索を捨てるその真意の程はまだ見えない。
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元々OvertureはYAHOO!の子会社だから買収ではなく吸収合併なのだろうが、これはMSのYAHOO!買収を自然な形にするための帳尻合わせなのだろう。
MSのYAHOO!の買収によって、YAHOO!の検索エンジンはBingになる。(もしかするとYAHOO!という検索サイトは消えるかもしれない)
さらに、YAHOO!の子会社であるOvertureが実施している検索連動型広告もMSの広告になる。この辺りをスッキリさせるための吸収合併ということなのだろう。
さて、YAHOO! JAPANはGYAOを買収した。これが実はYAHOO!の目指す方向性を示唆しているのだ。つまり、検索、検索広告から撤退し、エンタメ系へのシフトである。
これ、検索も検索連動型広告も衰退していくと考えるべきなのか?
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2009年8月31日月曜日
vol.108 GYAOサポートセンターその2
GYAOの動画が、突然視聴できるようになった。(笑)
視聴ボタンのあるページを、httpsのセキュアモードでリロードして視聴ボタンを押すと視聴できていたので、ここにソリューションのヒントがあるのではと示唆しておいたのだが、これに関しての回答は得られなかった。
YAHOO!のGYAO買収によって、IE以外のブラウザでも視聴できるようになるということだから、何らかのセッティング変更をGYAOの方でやっているはずである。
そのせいでなければ、突然視聴できなくなることはない。また、同様のクレームが殺到し、セッティングを元に戻したとも考えられる。
ちょうどこのタイミングで、MACでもGYAOの視聴が可能になったということだから、ますます怪しい。
いずれにしても、問題の原点はWINとIEのセキュリティとMedia Playerの証明書のやり取りが上手くいかなくなったことにある。
そしてそもそもの原因は、GYAOがWINのIEのみ、しかもIE7まで、Media Player10までしかサポートしていないことである。
YAHOO!の買収で、これらの障壁が一気に取っ払われることは望ましいことではある。
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YAHOO!のGYAO買収によって、IE以外のブラウザでも視聴できるようになるということだから、何らかのセッティング変更をGYAOの方でやっているはずである。
そのせいでなければ、突然視聴できなくなることはない。また、同様のクレームが殺到し、セッティングを元に戻したとも考えられる。
ちょうどこのタイミングで、MACでもGYAOの視聴が可能になったということだから、ますます怪しい。
いずれにしても、問題の原点はWINとIEのセキュリティとMedia Playerの証明書のやり取りが上手くいかなくなったことにある。
そしてそもそもの原因は、GYAOがWINのIEのみ、しかもIE7まで、Media Player10までしかサポートしていないことである。
YAHOO!の買収で、これらの障壁が一気に取っ払われることは望ましいことではある。
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2009年8月19日水曜日
vol.107 GYAOサポートセンター
突然GYAOの無料動画が見られなくなった。
現象としては、動画の再生ボタンを押しても、about:blankというホワイトページでとまってしまいMedia Playerへとリンクしないようなのだ。
そこで、Media Playerを10から11にバージョンアップしたり、IEを7から8にバージョンアップしたり、キャッシュを削除したり、しまいにはMedia PlayerのDRMファイルを再取得したりしたのだが、結果は変わらない。
どうやら、Media Playerのライセンスが再取得できていないのが原因らしい。
この間、GYAOサポートセンターと3度メールのやり取りをして、懇切丁寧に教えてはくれたが、すでにこちらでやったことばかりで役に立たない。
印象としては、WIN、IEのセキュリティとMedia Playerのセキュリティとのコンフリクトがあるような感じである。
そこで、動画再生ボタンを押す前に、一旦httpsのセキュアモードで表示し、そのページから動画再生ボタンを押すと、あ~ら不思議、ホワイトページから瞬時にMedia Playerが立ち上がり動画が再生された。
ここにこのトラブルのヒントがありそうである。
さらに、サポートセンターからのメールで、IE8、Media Player11はサポート対象になっていないということなので、IE7、Media Player10の戻して同じことをやってみたが、症状は一向に回復しない。
cドライブの隠しファイルを見えるようにして、おそるおそるDRMフォルダを覗いてみたら、おやおや、削除前にあったDRMフォルダ内の何かのフォルダが取得できていない。
原因はこれかもしれない・・・・。
それにしても、WINもIEもMedia Playerもバージョンアップしていく中で、IE,6,7、Media Plaer9,10しかサポートしていないというのもね・・・。
YAHOO!に買収されて、IE以外のブラウザでも視聴できるようになるらしいので、それまで待つしかなさそうである。
有料動画の方は何の支障もなく視聴できているんですがね・・・。
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現象としては、動画の再生ボタンを押しても、about:blankというホワイトページでとまってしまいMedia Playerへとリンクしないようなのだ。
そこで、Media Playerを10から11にバージョンアップしたり、IEを7から8にバージョンアップしたり、キャッシュを削除したり、しまいにはMedia PlayerのDRMファイルを再取得したりしたのだが、結果は変わらない。
どうやら、Media Playerのライセンスが再取得できていないのが原因らしい。
この間、GYAOサポートセンターと3度メールのやり取りをして、懇切丁寧に教えてはくれたが、すでにこちらでやったことばかりで役に立たない。
印象としては、WIN、IEのセキュリティとMedia Playerのセキュリティとのコンフリクトがあるような感じである。
そこで、動画再生ボタンを押す前に、一旦httpsのセキュアモードで表示し、そのページから動画再生ボタンを押すと、あ~ら不思議、ホワイトページから瞬時にMedia Playerが立ち上がり動画が再生された。
ここにこのトラブルのヒントがありそうである。
さらに、サポートセンターからのメールで、IE8、Media Player11はサポート対象になっていないということなので、IE7、Media Player10の戻して同じことをやってみたが、症状は一向に回復しない。
cドライブの隠しファイルを見えるようにして、おそるおそるDRMフォルダを覗いてみたら、おやおや、削除前にあったDRMフォルダ内の何かのフォルダが取得できていない。
原因はこれかもしれない・・・・。
それにしても、WINもIEもMedia Playerもバージョンアップしていく中で、IE,6,7、Media Plaer9,10しかサポートしていないというのもね・・・。
YAHOO!に買収されて、IE以外のブラウザでも視聴できるようになるらしいので、それまで待つしかなさそうである。
有料動画の方は何の支障もなく視聴できているんですがね・・・。
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2009年8月5日水曜日
vol.106 YAHOO!の生きる道
MSとYAHOO!の提携を再度まとめてみると、
1、YAHOO!は検索サイトから撤退し、Bingでの広告収入の88%を手にする。
2、YAHOO!の検索連動型広告であるOvertureは、MSアドバタイジングの検索連動型広告となる。
3、MSは、検索サイトYAHOO!をBingにする。
4、MSは検索連動型広告に参入し、広告収入の12%を手にする。
5、Bingの検索連動型広告は、OvertureからMSアドバタイジングになる。
要は、YAHOO!は検索サイトと検索連動型広告を持たないポータルサイトとなり、MSは検索サイトと検索連動型広告を持つポータルサイトになる、ということである。
つまり、まだまだ紆余曲折はあるのだろうが、YAHOO!とMSNとが入れ替わると考えると分かりやすい、ということになる。
YAHOO!は、世界初の検索サイトであったわけだが、NETSCAPE同様、過去の遺物となろうとしているということなのである。
しかし、世界初のブラウザNETSCAPEがFIREFOXに進化したように、世界初の検索サイトYAHOO!をMSがどう進化させるのか、進捗が楽しみである。
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1、YAHOO!は検索サイトから撤退し、Bingでの広告収入の88%を手にする。
2、YAHOO!の検索連動型広告であるOvertureは、MSアドバタイジングの検索連動型広告となる。
3、MSは、検索サイトYAHOO!をBingにする。
4、MSは検索連動型広告に参入し、広告収入の12%を手にする。
5、Bingの検索連動型広告は、OvertureからMSアドバタイジングになる。
要は、YAHOO!は検索サイトと検索連動型広告を持たないポータルサイトとなり、MSは検索サイトと検索連動型広告を持つポータルサイトになる、ということである。
つまり、まだまだ紆余曲折はあるのだろうが、YAHOO!とMSNとが入れ替わると考えると分かりやすい、ということになる。
YAHOO!は、世界初の検索サイトであったわけだが、NETSCAPE同様、過去の遺物となろうとしているということなのである。
しかし、世界初のブラウザNETSCAPEがFIREFOXに進化したように、世界初の検索サイトYAHOO!をMSがどう進化させるのか、進捗が楽しみである。
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2009年8月3日月曜日
vol.105 MS BingとYAHOO!
7月29日、MSとYAHOO! AMERICAが提携。
MSはYAHOO!を買収しようとしていたわけだから、驚くような事態ではないのだが、YAHOO!のYST検索エンジンがBingになることは驚きである。
また、世界中でただ1国、Googleに首位を許していないYAHOO! JAPANの検索エンジンもBingになることをソフトバンクの孫君もほのめかしている。
これがすごいことである。
Bingの検索結果は、リリース当時と違い、短期間の間にチューニングが施されたようで、日本人による日本語検索との違和感が解消されてきた。
現在、日本人による日本語検索結果としての満足度は、Bing、YAHOO!、Googleの順である。Live Searchの性能が余りにもお粗末で、検索エンジンとは呼べないような代物であったことを考えると、飛躍的な進歩だといえる。
ところが、提携の理由を見ると、MSはYAHOO!の検索エンジン技術を欲してであり、YAHOO!は広告収入の伸び悩みを解消するためだという。
Bingの性能からすると、いまさらYAHOO!と提携する必要もなさそうだし、むしろ、MSの方がYAHOO!の検索連動型広告Overtureによる広告収入の増が望めそうな気がするのだが・・・。
いずれにしても、この提携がGoogle対策であることは明白で、MSからするとChrome Browser、Chrome OSなどでIE、Windowsを追撃してくるGoogleの本業である検索エンジン分野で一矢報いようというのも的が外れているような気がする。
しかし、検索エンジンのシェア挽回を図りたいという悲願達成の向けて1歩踏み出したことは確かである。
YAHOO!からすると、圧倒的に水を空けられているGoogleに対してBingとの提携によって多少のシェア増が望まれるが、広告収入がこれによって急増するとは思えないのだが、アメリカの事情は違うのだろう。
アメリカにおけるGoogleのシェアは65%。YAHOO!+Bingで30%。この比率、日本ではGoogle とYAHOO!+Bingは逆になるので、ますますGoogleはYAHOO!+Bingにおいていかれることになる。
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これがすごいことである。
Bingの検索結果は、リリース当時と違い、短期間の間にチューニングが施されたようで、日本人による日本語検索との違和感が解消されてきた。
現在、日本人による日本語検索結果としての満足度は、Bing、YAHOO!、Googleの順である。Live Searchの性能が余りにもお粗末で、検索エンジンとは呼べないような代物であったことを考えると、飛躍的な進歩だといえる。
ところが、提携の理由を見ると、MSはYAHOO!の検索エンジン技術を欲してであり、YAHOO!は広告収入の伸び悩みを解消するためだという。
Bingの性能からすると、いまさらYAHOO!と提携する必要もなさそうだし、むしろ、MSの方がYAHOO!の検索連動型広告Overtureによる広告収入の増が望めそうな気がするのだが・・・。
いずれにしても、この提携がGoogle対策であることは明白で、MSからするとChrome Browser、Chrome OSなどでIE、Windowsを追撃してくるGoogleの本業である検索エンジン分野で一矢報いようというのも的が外れているような気がする。
しかし、検索エンジンのシェア挽回を図りたいという悲願達成の向けて1歩踏み出したことは確かである。
YAHOO!からすると、圧倒的に水を空けられているGoogleに対してBingとの提携によって多少のシェア増が望まれるが、広告収入がこれによって急増するとは思えないのだが、アメリカの事情は違うのだろう。
アメリカにおけるGoogleのシェアは65%。YAHOO!+Bingで30%。この比率、日本ではGoogle とYAHOO!+Bingは逆になるので、ますますGoogleはYAHOO!+Bingにおいていかれることになる。
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