2007年2月27日火曜日

vol.4 Googleよ、お前もか

前回、Overtureの審査基準について書いて、Googleを持ち上げておいたのだが間違いだった。
Googleの「後審査」の結果によると、以下のとおりである。

広告承認状況: 不承認問題となる点: サイト運営者情報要請(サイト運営者とは、アドワーズ広告を出稿されておりますお客様に当たります。)-サイト運営者情報要請-弊社では、サイト紹介サービスやアフィリエイト等、直接営業を行っていない場合につきましても、広告主の責任として、法人・個人を問わず、お名前、ご住所、連絡先電話番号のサイト上への記載が必須となります。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ポリシーの定義:会社概要_サイト運営者情報要請: 会社概要・運営者情報をサイト上に必ず明記してください。法人・個人問わず、お名前または会社名・ご住所・連絡先電話番号の記載が必須となります。

さて、では、以下のOvertureのものと比較してみよう。
承認されなかった理由:「サイトの所有者情報の不備」オーバーチュアに掲載されるサイトは、お客様の所有するサイトであり、かつ責任の所在が明確でなければなりません。そのため、サイトを所有している会社名または所有者名の明記および、ユーザーがお客様と連絡が取れる手段をサイト内で提供している必要があります。

Overture、Googleの双方に対して、「個人情報保護法に抵触しているのではないか」とメールした回答は以下である。

<Overture>
この度は、貴重なご意見をいただきまして、ありがとうございました。今後の、弊社ガイドラインのありかたにつきましては、お客様から頂戴しました貴重なご意見を基に、熟考させていただきます。

<Google>
この度は貴重なご意見ありがとうございます。しかしながら広告掲載にあたりましては、編集ガイドラインおよび広告ポリシーに従っている必要があり、サイト運営者情報は皆様に記載していただいております。

さて、どちらにCSがあるのだろう?
しかし、GMOの例とも共通するこの杓子定規なガイドラインは、いつの間にか出来た郵政省のガイドラインなのだろうか?

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2007年2月23日金曜日

vol.3 Overtureの傲慢

OvertureとGoogle AdWordsに個人的に同時に申し込んだ。AdWordsは1週間で掲載が開始され、課金も開始されている。

ところが、Overtureの方はまだ全く掲載の目処がたっていない。「審査基準」が高い障壁として立ちはだかっているからである。これは、Overture独自のもので、AdWordsにはない。

キーワード登録を申し込むと、案の定「審査落ち」の連絡がメールできたので、「再審査」申請をおこなった。「再審査」によって「審査落ち」が改められたわけではない。さらにその理由も要領を得ない。そこで、問い合わせメールを担当者宛に送ったその返信の抜粋が以下である。

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承認されなかった理由:「サイトの所有者情報の不備」オーバーチュアに掲載されるサイトは、お客様の所有するサイトであり、かつ責任の所在が明確でなければなりません。そのため、サイトを所有している会社名または所有者名の明記および、ユーザーがお客様と連絡が取れる手段をサイト内で提供している必要があります。
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上記の理由を基にお客様の掲載内容およびサイトをご確認いただき、再度審査をご希望の場合は、下記の手順によりご依頼くださいますようお願いいたします。
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これには、以下のように返しておいた。

○○様
ご丁寧なメールありがとうございました。しかしながら、以下の条件は、明らかに、個人情報保護法に抵触しています。いまどき、こんなものをウェブに掲載すれば、スパムロボットの餌食にされてしまいます。

B2B、B2Cビジネスモデルならば当然記載するわけですが、(ですからスパムのターゲットにされています)個人でOVTをやろうかという人はC2Cモデルになります。要は、PPC広告をビジネスのために使用しているのではなく、純粋にアクセス増のために使用しているわけです。であるがゆえに、 Adsenseを導入しやすいわけで、ECサイトではないことを証明しているともいえます。

御社の杓子定規な規定は、個人には通用しないわけで、勝手なルールを振り回せば、個人ニーズはgoogleにもっていかれることでしょう。それでもかまわない、ビジネスユースはOVTで個人ユースはADWSでという棲み分けはあるとは思いますが・・・。
ソウダヒロシ

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2007年2月20日火曜日

vol.2 AMAZONで見つけたわたしの本

SEO効果を検証しようと検索ページで自分の名前で検索していて、ふと、AMAZONで「ソウダヒロシ」と、名前検索を掛けてみて驚いた。

何と、数年前に「アルファポリス」から出版された「醒めない夢」の単行本が売りに出ているではないか。その価格は何と3500円。元々が490円のペーパーバック本だったので7倍の値段である。こんな値段でこの本を買う人がいるのだろうか?

それにしても、出品者の「CLOVER」というは誰なのだろう?わたしの本を書店で買った方なのか、それともわたしが名刺代わりに差し上げた方の1人なのだろうか?それとも、好意的なカスタマーレビューを書いてくれた方なのだろうか?
疑問がふつふつと湧いてくる、不思議なページである。

それにしても、最初にこのページを見たときから覚えていたこの気持ちの正体・・・。それが今、やっと分かった。

別れた女は達者に暮らしているのだろうか?

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2007年2月19日月曜日

vol.1 GMOの時代錯誤

個人でも申し込めると聞いて、Jワードに申し込んだ。
「お申し込み受付完了のお知らせ」がすぐに来たので、スムーズにいくのかと思っていたら、以下のようなメールが来た。

■審査結果

==================================================================== 

サイト運営者様情報(法人様名もしくはサイト運営者様名、及び番地までを含むご住所、及び電話もしくはメールでのご連絡先情報)の記載が、お客様のサイト内(http://www.iip.co.jp/soda/window/index.htmlに見受けられなかった為、審査を一旦保留とさせて頂いております。上記内容にご対応いただき審査に通過致しましたら、本キーワードのご利用料金やプラン内容などが決定致します。

====================================================================

法人や、個人企業の場合ならば、「ご住所、及び電話もしくはメールでのご連絡先情報」は記載するだろうが、個人の場合、このような「個人情報」をウェブに掲載するなどというのは、自ら個人情報の漏洩をおこなうようなものである。
この旨、担当者に連絡し、結局登録しないことにした。

Jワードを運営しているのは、GMOグループのGMOインターネットという会社だが、個人情報保護法がかまびすしく論じられる昨今の状況が分かっているのだろうか?メアドなどを掲載した日には、スパムロボットの格好の餌食にされてしまうことは常識である。
B2B、B2Cニーズが一巡した今、更なる拡大の鍵を握っているのは個人顧客だが、こんな時代錯誤な基準では個人顧客を取込むことは出来ないのではないだろうか。

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