2010年4月27日火曜日

vol.138 CNETの読者ブログ閉鎖

5月末で表題が閉鎖になるようである。

このコンテンツは、要は記事の書けないCNETの社員に代わって、オピニオンを発信していたコンテンツだったわけだが、それが閉鎖になる理由というのは、たった1つしかない。

朝日の意地。

また、すでにCNETは朝日新聞に買収されたわけだから、「朝日臭」が出てくるのは時間の問題である。

とりわけ、読者ブログというのは、記事の書けないCNET社員時代ならまだしも、記事が有料で売れるだけの価値があると思っている朝日の社員にとっては、「恥」以外の何者でもない。

プライドも給料も超高い朝日の社員にとっては、その存在が許せなかったのだろう。

しかし、これは実は諸刃の剣。じゃー、朝日の社員が、今の読者ブログのレベルと見識と多様性を維持できるのかというと、なかなか難しいのではないだろうか。

読者ブログの記事の最後に入っている以下のクレジットが、それを如実に語っている。

このクレジットに対して、朝日としての見識のなさを感じる者と、懐の深さを感じる者とがいるだろう。

が、朝日からきたCNETの役員は、前者を感じ、読者は後者を感じているということなのではないだろうか。


※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。

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