2010年3月11日木曜日

vol.132 APPLEのアプリ契約

この手の話題は昔MS今Googleなのだが、今度はAPPLEである。

APPLEがアプリ開発者と結んでいるiPhoneに関する契約書がEFF(電子フロンティア財団)によって「公開」された。これによると、治外法権という言葉が浮かんでくるほど開発者に不利なものだという。

もっとも、契約書というのは嫌なら結ばなければいい種類のもので、開発者にしてみれば自分の力を誇示できるのなら、自分で金を払ってもいいと思っている人種だから不利とは思わずに契約したのだろう。

つまり、「iPhoneのあのアプリは俺が作ったんだ」と自慢することが開発のインセンティブになっているのである。

職人さんのプライドをくすぐるだけの魅力がAPPLEという会社にあるのだろうからこういうことになる。

こういうことはUSのみならず日本以外の国のビジネスのベースにあって、分かりやすく言えば「だまされる奴が悪い」というのが基本である。

だから、技術者を脅迫したわけでも、治外法権的契約でもないと思う。ただ、iPhoneはこんなに売れてるのに開発者には一文も入らないのはなぜ?という気持ちだけは分かるが・・・。

ソウダヒロシ プロフィール CONTACT

※懐かしのIT幕開け時代のブログは→ITトレンド2000

※食い物系のブログは→今日のメニュー2010

※環境系のブログは→環境トレンド2010

※進行中のプロジェクトのブログは→リンクアド・プロジェクト公式ブログ

0 件のコメント: