2008年2月16日土曜日

vol.62 マイクロソフトのYAHOO!買収劇

アメリカの話だが、マイクロソフトが、YAHOO!を買収するそうである。

マイクロソフトの検索エンジンはもういくらがんばっても、YAHOO!にもGoogleに勝てないことは証明済みであることを改めて証明する事件である。(ほんと眠たい検索結果が出る)

自社開発の検索エンジンを放棄し、YAHOO!を買収するということは、日本では意味がある。なぜなら、日本では、ダントツの首位を占めているのがYAHOO!だからである。

ところが、日本以外の国ではGoogleがデファクトスタンダード検索エンジンである。もちろんアメリカにおいても。

ここにマイクロソフトのしょぼい戦略を見ることが出来る。おまけに、買収価格が安いと株主からいわれている。

ところが、株主もクールなもので、安いといっているのは自分の所有株を単純に高く売りたいブラフにすぎない。

となると、この流れは止まらない。多分、マイクロソフトは、YAHOO!USを買収することになるだろう。

しかし、この戦略はしょぼい。現状を補完する戦略=強者の戦略であって、弱者の戦略ではない。YAHOO!買収は、「打倒Google」戦略にはならないからである。

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