2008年2月11日月曜日

vol.61 ウェブ広告のメディアミックスその1

ウェブ広告のメディアミックスについての考察。

メディアミックスで広告のシナジー効果を考図ろうかという広告主は、多分、以下のファクターを網羅したいと考えるだろう。

1、SEO
2、PPC(最近はCPCとか言うのでややこしい)
3、LPO


4、ウェブメディア
5、アフィリエート

ところが、これがどうもうまくいかないのだろうとこの5年ほど考えてきたが、どうやらターゲットが違うことがその根本原因であるらしい。

つまり、SEOでオーガニック検索で上位表示されたものをクリックするターゲットと、PPCで上位表示された広告をクリックするターゲットとは違うのである。

また、同じPPCなのにovertureとAdWordsとでは明らかにクリックワードが違う。それだけではなく、コンバージョンワードが違う。

これは由々しき問題である。つまり、同じPPCであっても、overtureとAdWordsとは別媒体であって、別ターゲットが存在することを意味する。

であるならば、LPO戦略が1つであっていい訳はない。overtureのLPとAdWordsのLPは違わなければならないのである。

なぜなら、それは、ターゲットのアクションが以下のようになされるという理由による。

1、キーワードを入力→広告が表示→2、キーワードと整合性のある広告をクリック→3、広告と整合性のあるLPであることを確認→4、申し込みフォームをクリック→5、LPと申し込みフォームの整合性を確認→6、送信

1、→6、までのアクションをターゲットにスムーズに行わせるためには、一気通貫の一貫性が欠かせない。ターゲットは、いまやそうそうだまされないのである。

3年前にLPを作ったらコンバージョンが2倍になったという話は懐かしい思い出である。また、5年前は高くても2000円程度だった入札単価も高騰して、1クリック5000円、6000円などザラである。

貧乏会社に取ってはPPCなど遠い媒体になってしまうであろうか・・・・。

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