2007年2月23日金曜日

vol.3 Overtureの傲慢

OvertureとGoogle AdWordsに個人的に同時に申し込んだ。AdWordsは1週間で掲載が開始され、課金も開始されている。

ところが、Overtureの方はまだ全く掲載の目処がたっていない。「審査基準」が高い障壁として立ちはだかっているからである。これは、Overture独自のもので、AdWordsにはない。

キーワード登録を申し込むと、案の定「審査落ち」の連絡がメールできたので、「再審査」申請をおこなった。「再審査」によって「審査落ち」が改められたわけではない。さらにその理由も要領を得ない。そこで、問い合わせメールを担当者宛に送ったその返信の抜粋が以下である。

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承認されなかった理由:「サイトの所有者情報の不備」オーバーチュアに掲載されるサイトは、お客様の所有するサイトであり、かつ責任の所在が明確でなければなりません。そのため、サイトを所有している会社名または所有者名の明記および、ユーザーがお客様と連絡が取れる手段をサイト内で提供している必要があります。
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上記の理由を基にお客様の掲載内容およびサイトをご確認いただき、再度審査をご希望の場合は、下記の手順によりご依頼くださいますようお願いいたします。
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これには、以下のように返しておいた。

○○様
ご丁寧なメールありがとうございました。しかしながら、以下の条件は、明らかに、個人情報保護法に抵触しています。いまどき、こんなものをウェブに掲載すれば、スパムロボットの餌食にされてしまいます。

B2B、B2Cビジネスモデルならば当然記載するわけですが、(ですからスパムのターゲットにされています)個人でOVTをやろうかという人はC2Cモデルになります。要は、PPC広告をビジネスのために使用しているのではなく、純粋にアクセス増のために使用しているわけです。であるがゆえに、 Adsenseを導入しやすいわけで、ECサイトではないことを証明しているともいえます。

御社の杓子定規な規定は、個人には通用しないわけで、勝手なルールを振り回せば、個人ニーズはgoogleにもっていかれることでしょう。それでもかまわない、ビジネスユースはOVTで個人ユースはADWSでという棲み分けはあるとは思いますが・・・。
ソウダヒロシ

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