2011年2月17日木曜日

vol.180 日本政府に尻尾を振る日本のマスコミ

sengoku38こと一色正春氏の講演が2月14日に日本外国特派員協会であった。石原都知事も参加していた。

しかし、日本のマスコミはこぞってシカトしていた・・・。

この図式、どこかで見たような・・・。

ああ、一色氏がYouTubeに動画をアップロードするしかなかったという構図と全く同じだ。

現場で取材すべきテーマを自分で選ぶことも出来ない。

そして例によって取材もせずに記事を書いていた・・。

この記事の論調が日本のマスコミの論調の象徴である。

本人が英雄でもない、ヒーローでもない、当たり前のことをやったまでと言っているのに、何を勘違いしているのか、人の言うことを聞きもせずに、「英雄ぶるな、ヒーローぶるな」とお門違いの寝言を並べる。

余りにも安物臭いので、もう誰も見向きもしないし、存在すら認められていない。それが日本のマスコミの実態である。

所詮、国家権力の犬、日本政府の論調に尻尾を振る。しかし、一色氏こそ、国家権力の犬であったはずなのだが・・・。

犬は犬の裏切りに敏感に反応しているということなのだろう。

ソウダヒロシ プロフィール CONTACT

今日のメニュー2011
今日のレストラン2011
環境トレンド2011
※ITトレンド2011
ITトレンド2000

リンクアドβ公式ウェブサイト
リンクアドβ公式Twitter
リンクアド・プロジェクト公式ウェブサイト
リンクアド・プロジェクト公式ブログ

ソウダヒロシ公式ウェブサイト
ソウダヒロシ公式パブー
ソウダヒロシ公式Twitter

2011年2月7日月曜日

vol.179 リスティング広告ファシズム時代

アカウント復活で1万円、新規アカウントで3千円などとまたGoogleがはじめた。

YAHOO!の方は何の動きも見せていない・・・。

リスティング広告のことである。そして、こんな最近の動向を見ていると、「きっとGoogle管理画面に統一されるんだろうな」という臭いがプンプンする。

Google管理画面になって喜ぶのは、当のGoogleと代理店だけである。

平均入札価格が現状のYAHOO!の2倍になって濡れ手に粟の大もうけができるわけだから、まさにWin&Winの関係である。

しかし、顧客である広告主は置き去りにされたままである。

広告主は、Googleのナイーブな管理画面に翻弄されて、同一広告グループ中に作った新規広告がURL違いで非承認になったり、ファーストビットに満たないと一方的かつ強制的に入札価格を吊り上げられたり、キーワードと広告のマッチングが悪いからという幼稚な根拠に基づいた、まったく広告の品質とは無関係の指標であるQSが低いという理由から広告が表示されなくなったりというような理不尽な苦難に直面させられている。

しかもその根拠も理由もブラックボックスの中なのである。ルールはGoogleによって作られ、Googleによって変えられる。Googleは奪い、そしてGoogleは奪う・・。(笑)

基本的にGoogle管理画面は、程度の低い広告代理店仕様の「月間予算消化のための管理画面」である。つまり、CV数獲得を目指す広告主のニーズとは全く相容れない。

こんな管理画面に統一されれば、江戸時代の百姓同然、広告主は生かさず殺さず広告費を搾り取れといった状態になってしまうこと請け合いである。

リスティング広告ファシズム時代が始まろうとしている・・・。

ソウダヒロシ プロフィール CONTACT

今日のメニュー2011
環境トレンド2011
※ITトレンド2011
ITトレンド2000

ソウダヒロシ公式ウェブサイト
ソウダヒロシパブー
ソウダヒロシTwitter

リンクアドβ公式ウェブサイト
リンクアドβ公式Twitter
リンクアド・プロジェクト公式ウェブサイト
リンクアド・プロジェクト公式ブログ

2011年2月3日木曜日

vol.178 iPad新聞

これだね、と思う記事があった。

朝日の日経後追い自殺記事と対比すると分かりやすい。

1、価格
年間39.99ドル=日経の1か月分よりまだ安い。でもこんなもんでしょう。日経が有料化を前に検討すべきことだったはずだが、紙の料金をそのまま導入するという愚を犯した。1ヶ月200~300円じゃないの?という感覚は、アプリの価格を知っていればすぐに理解できるはず。

2、独自内容
独自取材。当たり前のこと。現場主義。これも当たり前のこと。このいずれもないのが日本の新聞。記者クラブ発の中高生の横並び歩きのような横並び記事では金は取れない。読者に聞いてみればすぐに分かるはず。どれを読んでも似たような記事で、その新聞独自のオピニオンが皆無なのが既存新聞。

3、iPad
デバイスに特化した。つまりデバイスの持つ機能を前提にしたコンテンツを開発した。ウェブページをプリントして読むことを前提とした日本の新聞とは全く違う。

一番大きいのは、なんといっても会員にしか閲覧できないわけだから、あの恥ずかしい、ここからは有料よ、というパンチラ記事がなくなることだろう。

読みたい人はすべて有料で読めばいいのである。マードックさん、面白いこと考えましたね。


ソウダヒロシ プロフィール CONTACT

今日のメニュー2011
環境トレンド2011
※ITトレンド2011
ITトレンド2000

ソウダヒロシ公式ウェブサイト
ソウダヒロシパブー
ソウダヒロシTwitter

リンクアドβ公式ウェブサイト
リンクアドβ公式Twitter
リンクアド・プロジェクト公式ウェブサイト
リンクアド・プロジェクト公式ブログ

2011年2月2日水曜日

vol.177 広告がうざい

最近とみに広告がウザったくてたまらない。

GYAO!を見ていたらいきなり広告画面が表示され、コンテンツ画面が左上に押しやられてしまう。この間60秒。

ITメディアにアクセスすると、フラッシュ広告が表示されてスキップボタンを押さないと本サイトに行けない。

こういった無理やり広告が増えて来ている。見たくないものを首根っこをつかまれて無理やり見せられる。

これは一体何なのだ?

かつて広告はうざいものではなかった。

コンテンツと同等、あるいはコンテンツ以上に見たいものだったのだ・・・。

それが今では、広告は見たくないものの筆頭に上げられる。

いつからこんなことになってしまったのか?多分、ウェブから。

15年前からウェブ広告が始まり、すでに終焉を迎えようとする断末魔のような広告ばかりになってしまった・・・。


理由は、広告も消費者も分かっていない連中が作っているからである。

中身のない広告。訴求力のない広告。クリエイティビティのない広告。統計広告が氾濫している。

何とかしなければ、と広告人であるわたしは思う。

すでに、「マスメディア広告の時代は終わった」という名言を残して広告批評の発行人である天野祐吉氏がリタイアしてしまった今、ウェブ広告を批評する人間は1人もいない。

つまり、今のウェブ広告は批評にすら値しないゴミ広告ばかりだということである。

それでいいのか?

よくないからこそ、「次世代アドクリエイター講座」で広告とコミュニケーションを教えようと思い立ったわけである。

今年もまたやっていく予定で現在コンテンツを詰めているところである。

ソウダヒロシ プロフィール CONTACT

今日のメニュー2011
環境トレンド2011
※ITトレンド2011
ITトレンド2000

ソウダヒロシ公式ウェブサイト
ソウダヒロシパブー
ソウダヒロシTwitter

リンクアドβ公式ウェブサイト
リンクアドβ公式Twitter
リンクアド・プロジェクト公式ウェブサイト
リンクアド・プロジェクト公式ブログ

2011年1月26日水曜日

vol.176 朝日よお前もか

日経に続いて朝日が有料ウェブ新聞に参入するらしい。

やめておけばいいのに。(笑)

先行する日経の愚行を「成功」と位置づけることによって今回の有料ウェブ新聞への後追い自殺が決定されたのだろうが、間違いなくこける。

それにしても500万部が10万部に激減した日経の有料ウェブ新聞を「成功」とする根拠は何なのだろうか?部外者には想像することも出来ない。

朝日日経毎日は、「あらたにす」という無料サイトを共同運営していて3紙の比較が出来ることから重宝している。つまり、このサイトでマスコミ情報は十分なのである。

マスコミの流す2番煎じ3番煎じの情報に興味がないからである。

ウェブニュースがこれまでのマスコミ情報と決定的に違うものは、先の尖閣諸島VTRのYouTube流出事件が示したとおり、リアルタイム性とレア(生)情報性である。

その情報を判断するのは読者なのである。

であるがゆえに、マスコミ情報に不可欠なものは、「オピニオン」だと繰り返し言っているわけである。

800万部が20万部になっても「成功」ということになるのなら、最初から負け犬根性での参入ということになるが、それならば日経の失敗事例である、ここから有料という「パンチラ記事」の真似だけはやめて、「完全会員サイト」を目指すべきだろう。

ソウダヒロシ プロフィール CONTACT

今日のメニュー2011
環境トレンド2011
※ITトレンド2011
ITトレンド2000

ソウダヒロシ公式ウェブサイト
ソウダヒロシパブー
ソウダヒロシTwitter

リンクアドβ公式ウェブサイト
リンクアドβ公式Twitter
リンクアド・プロジェクト公式ウェブサイト
リンクアド・プロジェクト公式ブログ

2011年1月24日月曜日

vol.175 リスティング管理画面を1つに

YAHOOGLE!になったことで、YAHOO!のリスティング広告にもSEOにも好影響があったが、Googleのほうには悪影響ばかりということは以前書いた。

これに関連してリスティング広告について以下追記。

1、YAHOO!のCPC、CPAともに低下
2、GoogleのCPC、CPAともに高騰

YAHOO!が好調なのには理由がある。また、納得できる。Googleエンジンの採用に伴い、Googleのチューニング方法に合わせて広告グループを作り直したからである。SEOもしかりである。



ところが、Googleのチューニング方法がGoogleに効かなくなったのである。

この理由は、実はGoogleの管理画面にある。

ご存知の通り、YAHOO!に比べてGoogleの管理画面はナイーブである。正確に言うと、クライアント・オリエンティッドではない。

もっと分かりやすくいうと、身勝手でご都合主義な管理画面である。

入札価格は高騰する一方で、その理由は一切不明である。入札価格が低いからと、勝手にキーワードをオフラインにするし、QSが低いからと勝手に広告をオフラインにする。同一広告グループ内の異なるリンク先を認めない。

ま、それがロジカルだと思い込んでいる。

が、広告というもの、そうロジカルなものではない。とんでもないキーワードでCVが取れることはご存知の通りだし、同一キーワードで複数のCVを稼ぐのは社名くらいなもので、いまだに新しいキーワードでのCVがある。

つまり、結構いい加減なキーワードと広告であってもCVしてしまうのが広告であり、リスティング広告なのである。

こう考えていくと、Googleの管理画面が勘違いしてるんじゃないの?と思えてくる。そんなにヒステリックになることないでしょう・・・・・。

必死に予算消化してくれる管理画面など、クライアントからみれば、馬鹿みたいな管理画面である。

さて、そこで提案。

YAHOO!の管理画面で、Googleにも広告が掲載されるようにしてください。

2つもいらないでしょう?同じ検索エンジンなのだから。

ソウダヒロシ プロフィール CONTACT

今日のメニュー2011
環境トレンド2011
※ITトレンド2011
ITトレンド2000

ソウダヒロシ公式ウェブサイト
ソウダヒロシパブー
ソウダヒロシTwitter

リンクアドβ公式ウェブサイト
リンクアドβ公式Twitter
リンクアド・プロジェクト公式ウェブサイト
リンクアド・プロジェクト公式ブログ

2011年1月12日水曜日

vol.174 asahi.comのまともな記事

asahi.comにまともな記事が掲載されている。

メディア・リポートというコンテンツである。

このコンテンツの直近の記事は以下である。

既存メディアを揺さぶるネット「流出・内部告発」

実に考察に公平性と真摯さのある記事で感銘を受けた。また、既存メディアの自己批判とも取れる内容も含まれており、好感とともに今後のメディアへの期待もうかがわせる。

しかし、最後まで読んで愕然とするのは、いずれも、asahi.comの記者による記事ではないということである。

これらの記事は、「社説」「論説」に該当するもので、まさにマスコミに期待されるオピニオンを持った記事である。

そして、このようなオピニオンを持った、最も重要な記事を書くことができる記者が社内に1人もいないことがマスコミのレーゾンデートル喪失の理由である。

しかし、このような記事を、分かりにくいディレクトリにではあるが掲載していることは、新聞人としての矜持を持ち続ける社員が1人はいるということの証左であろう。

ソウダヒロシ プロフィール CONTACT

今日のメニュー2011
環境トレンド2011
※ITトレンド2011
ITトレンド2000

ソウダヒロシ公式ウェブサイト
ソウダヒロシパブー
ソウダヒロシTwitter

リンクアドβ公式ウェブサイト
リンクアドβ公式Twitter
リンクアド・プロジェクト公式ウェブサイト
リンクアド・プロジェクト公式ブログ