2010年12月10日金曜日

vol.170 勘弁してよ楽天広告

楽天ダイナミックアドなるものに大いに不快な思いをしている。

ブログ系のサイトに行くと、でかでかとわたしが購入した商品が、わたしに対して時系列で表示されるのだ。

楽天さん、これ、勘弁してくださいよ。個人情報勝手に流用するのは守秘義務違反でしょう?

何を買ったかなんて知られたくないことの筆頭でしょう。

どうやらこれが行動ターゲティング広告の実態で、何のレコメンドもない。自分が買った過去の商品を見せられてうれしい客がいるわけないでしょう。

どうやら3年前からやってるようだが、効果がないことは請け合いますから、即中止してください。気味が悪いことおびただしい。


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2010年11月29日月曜日

vol.169 電子書籍はまたこける

電子書籍関連の記事がたくさん出回っている。

が、以前にも書いたが、これはこける。

理由はすでにはっきりしていて、ソニーのリブリエが3年前に撤退せざるを得なかった日本市場の特性がまったく変わっていないからである。

日本市場の特性とは、以下の2つ。

(1)日本では、電子書籍端末より携帯電話を使って文字や画像を見る文化が強いこと

(2)出版業界が日米でかなり違い、日本では新刊がなかなか電子書籍化できないなどの問題があったこと

これに加え、実は、以下の理由が最も大きい。

(3)既存の出版ビジネスと抵触させない、という売り手側の事情が透けて見えており、それを敏感な消費者が嫌った

つまり、著作権の処理方法が確立されていなかったために読者が読みたい本が電子化できなかったのである。

今回、これをなんとかしようとしているのだが、まだ結論は出ていないし、全ての作家が承諾するわけでもない。

さらに、本の手軽さ軽さ安さに比べて、電子書籍の面倒くささ重さ高さが並でないことは、実際に読んでみれば分かる。

なんでそうまでして読まなきゃならないの?

さらに、コアな読書家は所詮100万人。出版界のベストセラーは10万部。ゲームのベストセラーは100万部で桁が違う。数字の読み違いがはなはだしい。

本を読まない連中にソニーReaderを与えてもリーダー(読者)にはならないのである。(ガラパゴスというシャープの商品名は、関西企業らしくブラックユーモアが感じられていい)

すでに1990年の第1回電子書籍元年から数えて3回目の「元年」を迎えることを考えれば、無理というより無茶なことは分かりそうなものである。

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2010年11月27日土曜日

vol.168 こんなものは広告ではない

アドネットワークがPCでもスマフォでも流行である。

媒体を束ねて(ネットワークして)自動的に広告掲載のオンオフができたりするそうである。

じゃー、その広告はどうやって作るのかというと画像、動画、テキストなどの素材を用意して自動的に生成し、CTRの高いものを自動表示するそうである。

馬鹿馬鹿しい。

ウェブ媒体の在庫一掃処分じゃあるまいし、こんなことで消費者のこころに届く広告が出来るはずがないことは、こんなことを抜かしている広告代理店にもわかっているはずである。

同じ素材を用意しても職人の腕次第で、旨い料理と不味い料理とは歴然と分かれるのである。

それを、チェーン店の料理のような不味い料理を並べておいて、沢山選ばれた料理は旨い料理、と言ってるようなものである。

こんな料理は、料理とすらいえないのである。それしかないから、仕方なく出来るだけ不味くないものを選んでいるだけなのである。

広告主は騙されていない。消費者も騙されていない。広告を知らないネット広告屋だけが浮かれているのである。

結果は来年にでも出る。

本当の広告は、知識と経験と日々の切磋琢磨によってしか生まれてこないのである。

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2010年11月25日木曜日

vol.167 光の道

ネットをはじめて15年、変わったといえば変わったが変わらないと言えば変わらない。(笑)

何のことかというと、通信環境のことである。

NTTやdocomoの既得権に翻弄されて、一向に着地点に着地できない。

こういうことは、結論からいくのが一番で、それを達成するにはどうするのがいいのか、と考えるべきである。

そういう意味で、今回の孫さんの、A、Bの2択を迫る方法論は正しいのである。極論を恐れてはいけない。

メタルの電話線を無理やり使わせ、ISDNなどという半端なものを押し付け、パケット料金などと称してボッタクリをやっていたところにADSLのYAHOO!BBが登場したのが10年前。

いまやADSLはネット環境のデファクトになった。そして次が光である。

NTTは、老朽化したメタル線を光に乗り換えさせたいくせにやることがしょぼい。何かといえば番号使用料や機器のレンタル料を取る。乗り換えさせたいのなら、只にすることである。

さて、そうこうしている間に、電話回線を使用しないネット環境が提供され始めている。

いつでもどこでも安くシームレスにつながるネット環境があれば、われわれはどちらでもいいのである。

15年間も引っ張ってきたのだから、来年、再来年くらいにはそろそろ決着を着けてほしいところである

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2010年11月20日土曜日

vol.166 NTT光

フレッツ光VDSLにして3ヶ月が経つ。

が、依然として固定電話の回線使用料の請求が来ているので、光にしたのになぜこの請求は来るのか?と116で聞いたら、この回線は生きているという。

??

じゃー、今使っているYAHOO!のBBフォンはアナログ回線を使っているのか?と聞くとそうだという。
BBフォンというのはIP電話で、光にしたのならアナログ回線ではなくて、光回線を使っているのではないのか?と聞くと、なっていないという。また、光電話にするには、IPルータが必要だという。

??

わたしは、てっきり、BBフォンも同時に光回線経由になっているものと思い込んでいたのだ。

回線使用料が別途発生するアナログ回線を使ってわざわざIP電話を生かしておく必要はないし、NTTの工事の人間は、VDSL工事をしたときにそのことを何も言わなかった。

光電話にすれば、アナログ回線を休止にし、アナログ回線の電話番号を光回線に3000円で移行する必要があるらしい。しかし、トータルの料金は安くなる。そのインフォメーションはなかった。これは、わざと黙っておいて電話料金を吊り上げるに等しい。

これは、未必の故意というに等しいものであるから、光に切り替えてからのアナログ回線の使用料は払う必要がないはずである。

このことを担当に告げると、折り返し承諾の電話があった。NTTという会社、民間企業のはずなのに未だに電電公社の体質が抜けていないようである。

そして、この気持ちは、「光の道」B案に期待が寄せられることになる・・・。

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2010年11月17日水曜日

vol.165 WiMAXとLTE

日経新聞に久々にパンチラ記事でない丸見せ記事が出ていた。

次世代WiFiプロトコルのWiMAXと次世代携帯プロトコルのLTEとどっちが次世代通信プロトコルになるのだろう?ということである。

WiMAXは現状、下り50Mbpsということだが、LTEは100Mbps。ところが、次世代WiMAXであるWiMAX2は330Mbpsだそうである。

じゃ、やっぱりWiMAXでいいんじゃないの?ということになりそうではある。

この問題、実はPCプロトコルと、携帯プロトコルという2つの陣営があるところに問題があるわけで、ご存知のとおり、携帯陣営は「パケ放題」とかいうことを未だに言ってるわけである。

また、本来、つなぎっぱなしにして使用するのが当たり前の無線LANなのに、「今月のパケット料金は何万円でした、パケ放題に入っていてよかったですね」と携帯会社からお知らせが来るのも変な話。

また、スマートフォンは携帯かというと、明らかにPDAなわけで、通話もVoIPにしてくれれば電話回線は不要なのにキャリアがこれを販売するから無理やりキャリアの回線を使わせようとSIMロックということになる。

消費者としては、なんでもいいんで、いつでもどこでもシームレスに定額かつ低額な通信環境が提供されれば文句はない。

自宅では光で無線LAN、外ではWiFiスポット難民という現状はギャップがありすぎる。

となると、やっぱり今のところWiMAXなんでしょうかね?100Mbpsになったら加入してもいいかも。

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2010年11月12日金曜日

vol.164 マスメディアの死

たった1人の男とネットが日本のすべてのマスメディアを殺した。

sengoku38氏のYouTubeへの尖閣ビデオの投稿事件である。

この動画こそがマスコミにとっての最大のスクープ映像であり、彼の動画入手経路を見れば、マスコミ関係者であれば入手できた可能性を3日に及ぶ任意聴取の結果が示唆しているからである。

海保がネットワークでつながっているならば、その動画がどこにあろうとどの管区の海保からでもその動画を閲覧できると考えないほうがおかしい。

ならば、その動画にアクセスし、ダウンロードすることはネットワークのID/PWさえあれば可能である。(今回はどうやらID/PWすら設定されておらず、イントラネットの共有フォルダに入っていたらしい)

それを、江戸時代じゃあるまいし、「USBに保存し、厳重に金庫に鍵を掛けて保管していた」などという寝言を鵜呑みにする体たらくである。

かつて、ブンヤ、トップ屋といえばインテリやくざであり、スクープをものにするためには手段を選ばず、法律ギリギリのところでネタを嗅ぎまわるのが当たり前であった。

ところが今や記者クラブの発表をお行儀よく並んで待ち、偏差値教育よろしく横並びの記事を転載してお茶を濁しているお粗末さである。

さらには、テレビはYouTubeのニュースを元ネタにし、新聞、週刊誌はTwitterのさえずりを元ネタに記事を作っている情けなさである。こんなマスコミを信用できるわけがない。

大阪読売テレビの取材内容は、「逮捕後に公表」する予定のはずだが、我慢できずにちょろちょろもらすとこところも情けない。

今回の事件のネット上の真摯な議論はすばらしかったし、その集約されていくスピード感には目を見張らせるものがあった。

sengoku38氏をAKB48に引っ掛けてSGK38と呼んで替え歌を作ったり、ロゴ入りTシャツやマグカップがヤフオクに出品されたなどのパンク連中のはねっ返り行為がかすんでしまったほどである。

とまれ、2010年11月4日は、「マスコミの合同葬儀の日」として末永く語り継がれていくことだろう。

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