2010年7月29日木曜日

vol.150 あきれた

このニュースを読んであきれなかった人は少ないのでは。

Bingになるはずの検索エンジンがよりによってGoogleに!?さらに広告配信システムもAdWordsに!?そんな馬鹿な!!

これはきつい冗談にしか聞こえない。

世界中でただ1国、Googleの検索エンジンシェアが1位でないのがわが日本だったはずでは・・。それを牛頭狗肉の手法でひっくり返すとは・・・。

いくらなんでも、元YAHOO!から役員が行ったからといって、こういう非常手段を取ってくるとは想像もしていなかった。

こうなってくるといい面の皮なのはBingである。使い物にならないとのレッテルをYAHOO!に貼られたようなもの。

MSはYAHOO!を買収したのではなかったのか?これをひっくり返して再度MSからGoogleが買いなおしたというのか?このニュースは聞いたことがない。

最近、Googleは広告主に対する直バックアップを始めて、対YAHOO!ドメスティック戦略の見直しをやっと始めたのかと思っていたら、今回のニュースはそんな小手先のことではないことを証明した。

しかしなー、YAHOO!が日本で一番の理由は、生まれて初めての女だからというだけではく、ディレクトリ検索というのが日本人に合っていることの証左である。

いいリンクがたくさんあるのがいいサイト、というラリー・ページ式検索結果は、SEO対策てんこ盛りサイトが上位掲載されるという、金持ち会社優先の掲載順位を押し付けられることになるわけで賛同できない。

また、Googleと同じ検索結果をYAHOO!で見てもしょうがないわけで、実態にあわせて、このさいYAHOO!は「YAHOOGLE」と社名変更でもしてほしいものである。

もっとも、この2社は確か検索エンジンを交換して使っていたこともあったはずだから、驚くに値しないことなのかもしれないが・・・。

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2010年7月11日日曜日

vol.149 iPhone4

丸2日掛かってiPhone4の設定を終えた・・・。くたびれた。

最後は、ソフトバンクの販売店に行って、電話帳のデータをソフトバンクのサーバにULし、前日、APP SROREのiTnenesでDLした無料ソフト「かんたん電話帳」を使ってこのデータをDLして完了である。

しかし、これ、旧携帯電話から電話帳のデータを取り出し、CDに焼いてくれればそのままインストールできるはずである。

ところが、旧携帯のキャリアであるKDDIはそんなことは一切しない。

ま、MNPする客には一切サービスなどしないというわけである。分かりやすい。

しかし、それにしてもソフトバンクという会社、競合からは目の仇にされているようである。アンシャンレジウムはしかし、スマートフォンによって、徐々に壊されつつある。

スマートフォンを日本に作らせなかったのは技術力では決してない。総務省の行政方針でもない。

スマートフォンのベースであるPDAを育てなかったのは、また、IP電話を育てなかったのは、NTT、Docomo、KDDIの旧電信会社系の既得権益の死守体制である。

最近、Docomeが携帯のSIMロック解除を2011年4月から実施すると発表した。

これにはどのような意図があるのか?

誰が得をするか考えれば犯人は自ずと分かるのが推理小説なら、DocomoがSIMロック解除を率先するのも、ソフトバンクが必死でSIMロックを維持しようとするのも自ずと明白な理由がある。

電波のカバーエリアである。

機種など関係なく、殆どの通信がDocomoのキャリアで通信されるようになるからに他ならない。

Docomoは、既得権益でいまだに飯を食おうとしているのである。(笑)

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2010年7月8日木曜日

vol. 148 クリップCM

クリップCM、面白いアプリだと思う。

電通と慶応義塾大学SFCのコラボ会社であるSISの作ったiPhonアプリである。

4コマ漫画を自作できる。

この「自作」、というのこれからのキーワードになるのだと思う。

わたしが一生懸命作っている自社広告配信配信プラットフォームリンクアドもまた同じコンセプトである。

自作というのは、中間業者をぶっ飛ばすことを意味する。

自分で作って自分で配信して楽しめばいいのである。

Twitterしかり、小説を出版してしまえるパブーしかり。

人間の力を一気に拡大したのが産業革命ならば、今起こっていることは、個人の表現力を一気に拡大してくれる「表現力革命」なのだと思う。

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2010年6月12日土曜日

vol.147 APPLEの戦略-ウェブ広告の未来

スティーブ君、凄い。

何が凄いといって、ウェブから広告枠広告を駆逐しようというのだから。

だが、基本的にはこのコンセプトには大賛成。

古臭い広告枠広告にはうんざり。コンテンツ閲覧を阻害している。(もっとも、閲覧にたるコンテンツも少ないが)

しかし、不思議なのは広告枠広告をブロックしてまって広告を表示しようというのだ。

その名もiAd。

ただし、PCには全く興味がないようで、iPhoneとiPadにのみ配信するという。

サンプルを探しているのだがなかなか見つからない。

7月1日配信開始だという。

iPhone4の発売が6月24日に合わせたタイミングである。

デバイスを配布して広告を配布する。スティーブ君のしたたかさここに極まれり。

Catch me up!

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2010年6月5日土曜日

vol.146 決定的瞬間

昨夜、浜崎あゆみがソフトバンクの広告に犬のお父さんと競演したいと孫さんに言って、その写真を蜷川実花が撮りたいと言って、それを孫さんが了承して、プロデューサーの澤本さんにゴーサインを出した。

孫さんが「やりましょう」とTwitterで直接言ってるのだから間違いない。ま、歴史は夜作られる・・・。(笑)

週刊誌ネタの山だな、Twitterって。いや、週刊誌のレーゾンデートルこそが脅かされている・・・。

以下がそのやり取り。


masasonやりましょう。RT @ayu_19980408: 始めまして、浜崎あゆみと申します。孫さんーっっっ‼犬のお父さんと共演したいでございます。

ninagawamikaはじめまして、写真家の蜷川実花と申します。そのポスター私が撮りたいです!!RT @masasonやりましょう。RT @ayu_19980408: 始めまして、浜崎あゆみと申します。孫さんーっっっ‼犬のお父さんと共演したいでございます。

masason澤本ちゃん宜しくね~。RT @sawamoto55go: 孫さん、拝読いたしました。ありゃー、、、考えます。 RT @ayu_19980408 約7時間前 TwitBird iPhoneから


TwitterにはFaceBook機能もある。RTメンバーが芋づる式に分かってしまう。これはしかし、いいことなのだろうか?善意の人ばかりではないのはリアルもヴァーチャルも変わりはないのだから。

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2010年5月31日月曜日

vol.145 DPI広告?

総務省がDPI広告にお墨付き。

これで、行動ターゲティング広告は誰でも出来るようになるわけだが、実に危うい側面もある。

消費者のウェブ閲覧履歴がバレバレになってしまうからである。

これは決して気持ちのいいものではない。

プロバイダにみならず、どの媒体でも簡単なトラッキングエンジンでIPごとの閲覧履歴が分かるわけだから、そのIPの閲覧履歴にマッチングする広告を掲載することが可能である。

そうなると、マッチング広告配信の仕組みを媒体側が持てば、広告主は結構精度の高い広告を配信できることになる。

だが、総務省と広告。この組み合わせは何を意図しているのか?

行動ターゲティング広告をさっさと解禁してしまって、YAHOOgleの侵食を止めようというのか?まさかね。

その逆で、行動ターゲティングが普及しないことに業を煮やしたYAHOOgleからの圧力と見るのが妥当だろうな。

普天間基地移転問題同様、台本はアメリカが書いて田舎役者に臭い芝居を強要しているのだろう。

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2010年5月27日木曜日

vol.144 CTRが6倍のバナー?

CTRが6倍になるバナー広告が今頃リリースされた。(笑)

これがギミックであることは論を待たない。なぜなら、バナーのCTRはリスティング広告の10分の1だからである。

つまり、60倍になって初めてリスティング広告よりも高いCTRといえるのであって、0.1%が0.6%になったところで何の意味もない。

お粗末な記事である。

さらに、いまどきCTRなど広告主は評価指標にすらしていない。言うならCVRでしょう。もっというならば、CV数です。

沢山CVする広告こそいい広告なのである。

こういうことを知っているのは朝日から来たCNETの役員ではないのか。これこそが本体朝日の凋落の原因なのだから。

ならば、こういう時代遅れな記事をシカトするのが矜持であり、書くなら、偏差値教育を受けたガキの横並び歩きのような記者クラブ発表の横並び記事を恥ずかしげもなく掲載する前にオピニオンを掲載すべきであろう。

新聞がそのレーゾンデートルを失った理由は、パブリッシャーがパブリックに向かってオピニオンを発表しなくなったことに尽きる。

CNET、朝日のDNAによって100年後退を余儀なくされることになりそうである。

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