2009年9月4日金曜日

vol.109 YAHOO!のOvertureの買収?

YAHOO!がOvertureを買収した。(Overtureは2009年9月末日を持って解散)

元々OvertureはYAHOO!の子会社だから買収ではなく吸収合併なのだろうが、これはMSのYAHOO!買収を自然な形にするための帳尻合わせなのだろう。

MSのYAHOO!の買収によって、YAHOO!の検索エンジンはBingになる。(もしかするとYAHOO!という検索サイトは消えるかもしれない)

さらに、YAHOO!の子会社であるOvertureが実施している検索連動型広告もMSの広告になる。この辺りをスッキリさせるための吸収合併ということなのだろう。

さて、YAHOO! JAPANはGYAOを買収した。これが実はYAHOO!の目指す方向性を示唆しているのだ。つまり、検索、検索広告から撤退し、エンタメ系へのシフトである。

これ、検索も検索連動型広告も衰退していくと考えるべきなのか?

孫さんのことだから、損するようなことはしないとは思うが、しばらくは飯の種である検索を捨てるその真意の程はまだ見えない。

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2009年8月31日月曜日

vol.108 GYAOサポートセンターその2

GYAOの動画が、突然視聴できるようになった。(笑)

視聴ボタンのあるページを、httpsのセキュアモードでリロードして視聴ボタンを押すと視聴できていたので、ここにソリューションのヒントがあるのではと示唆しておいたのだが、これに関しての回答は得られなかった。

YAHOO!のGYAO買収によって、IE以外のブラウザでも視聴できるようになるということだから、何らかのセッティング変更をGYAOの方でやっているはずである。

そのせいでなければ、突然視聴できなくなることはない。また、同様のクレームが殺到し、セッティングを元に戻したとも考えられる。

ちょうどこのタイミングで、MACでもGYAOの視聴が可能になったということだから、ますます怪しい。

いずれにしても、問題の原点はWINとIEのセキュリティとMedia Playerの証明書のやり取りが上手くいかなくなったことにある。

そしてそもそもの原因は、GYAOがWINのIEのみ、しかもIE7まで、Media Player10までしかサポートしていないことである。

YAHOO!の買収で、これらの障壁が一気に取っ払われることは望ましいことではある。

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2009年8月19日水曜日

vol.107 GYAOサポートセンター

突然GYAOの無料動画が見られなくなった。

現象としては、動画の再生ボタンを押しても、about:blankというホワイトページでとまってしまいMedia Playerへとリンクしないようなのだ。

そこで、Media Playerを10から11にバージョンアップしたり、IEを7から8にバージョンアップしたり、キャッシュを削除したり、しまいにはMedia PlayerのDRMファイルを再取得したりしたのだが、結果は変わらない。

どうやら、Media Playerのライセンスが再取得できていないのが原因らしい。

この間、GYAOサポートセンターと3度メールのやり取りをして、懇切丁寧に教えてはくれたが、すでにこちらでやったことばかりで役に立たない。

印象としては、WIN、IEのセキュリティとMedia Playerのセキュリティとのコンフリクトがあるような感じである。

そこで、動画再生ボタンを押す前に、一旦httpsのセキュアモードで表示し、そのページから動画再生ボタンを押すと、あ~ら不思議、ホワイトページから瞬時にMedia Playerが立ち上がり動画が再生された。

ここにこのトラブルのヒントがありそうである。

さらに、サポートセンターからのメールで、IE8、Media Player11はサポート対象になっていないということなので、IE7、Media Player10の戻して同じことをやってみたが、症状は一向に回復しない。

cドライブの隠しファイルを見えるようにして、おそるおそるDRMフォルダを覗いてみたら、おやおや、削除前にあったDRMフォルダ内の何かのフォルダが取得できていない。

原因はこれかもしれない・・・・。

それにしても、WINもIEもMedia Playerもバージョンアップしていく中で、IE,6,7、Media Plaer9,10しかサポートしていないというのもね・・・。

YAHOO!に買収されて、IE以外のブラウザでも視聴できるようになるらしいので、それまで待つしかなさそうである。

有料動画の方は何の支障もなく視聴できているんですがね・・・。

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2009年8月5日水曜日

vol.106 YAHOO!の生きる道

MSとYAHOO!の提携を再度まとめてみると、

1、YAHOO!は検索サイトから撤退し、Bingでの広告収入の88%を手にする。
2、YAHOO!の検索連動型広告であるOvertureは、MSアドバタイジングの検索連動型広告となる。
3、MSは、検索サイトYAHOO!をBingにする。
4、MSは検索連動型広告に参入し、広告収入の12%を手にする。
5、Bingの検索連動型広告は、OvertureからMSアドバタイジングになる。

要は、YAHOO!は検索サイトと検索連動型広告を持たないポータルサイトとなり、MSは検索サイトと検索連動型広告を持つポータルサイトになる、ということである。

つまり、まだまだ紆余曲折はあるのだろうが、YAHOO!とMSNとが入れ替わると考えると分かりやすい、ということになる。

YAHOO!は、世界初の検索サイトであったわけだが、NETSCAPE同様、過去の遺物となろうとしているということなのである。

しかし、世界初のブラウザNETSCAPEがFIREFOXに進化したように、世界初の検索サイトYAHOO!をMSがどう進化させるのか、進捗が楽しみである。

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2009年8月3日月曜日

vol.105 MS BingとYAHOO!

7月29日、MSとYAHOO! AMERICAが提携。

MSはYAHOO!を買収しようとしていたわけだから、驚くような事態ではないのだが、YAHOO!のYST検索エンジンがBingになることは驚きである。

また、世界中でただ1国、Googleに首位を許していないYAHOO! JAPANの検索エンジンもBingになることをソフトバンクの孫君もほのめかしている。

これがすごいことである。

Bingの検索結果は、リリース当時と違い、短期間の間にチューニングが施されたようで、日本人による日本語検索との違和感が解消されてきた。

現在、日本人による日本語検索結果としての満足度は、Bing、YAHOO!、Googleの順である。Live Searchの性能が余りにもお粗末で、検索エンジンとは呼べないような代物であったことを考えると、飛躍的な進歩だといえる。

ところが、提携の理由を見ると、MSはYAHOO!の検索エンジン技術を欲してであり、YAHOO!は広告収入の伸び悩みを解消するためだという。

Bingの性能からすると、いまさらYAHOO!と提携する必要もなさそうだし、むしろ、MSの方がYAHOO!の検索連動型広告Overtureによる広告収入の増が望めそうな気がするのだが・・・。

いずれにしても、この提携がGoogle対策であることは明白で、MSからするとChrome Browser、Chrome OSなどでIE、Windowsを追撃してくるGoogleの本業である検索エンジン分野で一矢報いようというのも的が外れているような気がする。

しかし、検索エンジンのシェア挽回を図りたいという悲願達成の向けて1歩踏み出したことは確かである。

YAHOO!からすると、圧倒的に水を空けられているGoogleに対してBingとの提携によって多少のシェア増が望まれるが、広告収入がこれによって急増するとは思えないのだが、アメリカの事情は違うのだろう。

アメリカにおけるGoogleのシェアは65%。YAHOO!+Bingで30%。この比率、日本ではGoogle とYAHOO!+Bingは逆になるので、ますますGoogleはYAHOO!+Bingにおいていかれることになる。

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2009年7月14日火曜日

vol.104 Google政治参加の意図

不気味な記事がCNETに掲載されている。「未来を選ぼう2009」というGoogleのプロジェクトに関する記事である。

選挙関連情報を提供するブログで、今度の衆院選をサポートするためのプロジェクトだそうである。

このプロジェクトの主役は「Googleモデレータ」というBBSである。現在は英語版のみだが日本語版を衆院選に合わせて作成すると言うタイミングの良さ。

これを電通がやるのなら分かり易いのだが、なんでGoogleなのか?

Google社長の辻野氏はこのプロジェクトを立ち上げた理由を、「選挙のときに候補者の客観的情報を手に入れやすくするため」と説明しているが、再び、なんでGoogleなの?と思う。

日本政府がやってもおかしくないことを外資の検索会社がやるのはなぜだろう?

Googleモデレータでやり取りされる内容は、立候補者、政党、政治団体と有権者との情報交換である。危険危険。日本人の政治意識、関心度、政党、政治団体の本音、有権者の本音・・・。

政治版Twitterである。

こりゃ、NHKの出口調査どころではない。事前に衆院選の趨勢も分かるだろうし、その方向を意図的に変えることもできなくはない。Google八分に見られるとおり、世論操作はGoogleのお手の物、これから選挙マーケティングの有効なツールになっていくだろう。

しかし、それにしても、これを放置する日本国って、情報治外法権下にある超後進国なんじゃないかしらん。そういえば確か、日本政府のコンサル会社は、アンダーセン・コンサルティングだった時代があったな。

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2009年7月2日木曜日

vol.103 朝日新聞社、CNET、ZDNETを買収

7月1日付けで、表題の発表がCNET自体に掲載された。

新聞紙に見切りを付け、ウェブの売れ筋を買いに走ったという見方もできる。が、目の付け所は間違ってはいない。今、IT系の媒体で、読むに価するのは、CNETぐらいなものであるから。

しかし、すべての新聞が広告主から見放された理由はただ1つ、オピニオンの欠如である。オピニオンとは、各媒体社にとってはコンセプトであり、レーゾンデーテルである。

これを放棄し、現場主義を忘れ、記者クラブでのメモ書き、海外ニュースのリソースを偏差値教育よろしく横並びで掲載してきた。

広告主は、オピニオンのない、差別化のできない、媒体とも呼べない新聞にこぞって背を向けた。これによって広告依存のビジネスモデルが揺らぎ始めたところにYAHOO!、Googleの外資系2社の検索サイトと検索連動型広告が追い討ちをかけ、止めを刺した格好である。

この現象は、媒体が検索によって取って代わられたとも、媒体広告が検索広告に駆逐されたともいえる。

このことからも、媒体の拡充では起死回生は遠く、もう手遅れのところまできている。

新聞社が、100年にわたる広告依存モデルに代わるビジネスモデルに乗り換えられない以上、媒体広告のCTR0.01%対検索連動型広告のCTR5%では勝負にすらならないのだから、広告主を取り戻すことはできない。

やるのなら、YAHOO!、Googleに真っ向から勝負を挑むことこそ天晴れ日本男児の晴れ姿といえよう。

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