2009年1月9日金曜日

vol.84 AdWordsの戦略は正しいのか?

年末に入金したのにいつまでたっても掲載が始まらないAdWordsから8日になってやっとメールが来た。

ところが、広告の誘導先ページが掲載基準を満たしていないので訂正するようにという主旨である。

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広告承認状況: 不承認
問題となる点: 会社概要またはウェブサイト運営者情報が必要
~~~~~~~~~~~
SUGGESTIONS :
-> コンテンツ: 次の連絡先情報をすべてウェブサイト上に表示してください。

-企業名/ウェブサイト運営者名
-電話番号またはメールアドレス
-住所
------------------------------------------------------------------------------

わたしは、この掲載基準、明らかにECサイトの基準であると思う。企業や、個人でもビジネスでが行う広告では必須であっても、個人サイトのアクセスを増やそうという意図で実施する広告に住所・電話番号は不要である。メアドがあれば事足りる。
そこで以下のように返信した。

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上記理由で不承認とのことですが、電話番号、住所等を個人サイトに記入する気は毛
頭ありません。
不承認ならば、アカウント残高を以下の口座に返金処理してください。
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すると、即レスで以下の返信が来た。

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ソウダヒロシ様

平素より Google AdWords をご利用いただき誠にありがとうございます。

アドワーズ広告のアカウントに前払いで入金された場合は、アカウントの
残高全額の払い戻しを請求することができます。

払戻し請求を行うには以下の手順に従ってください。

1. まずはじめに、お客様のアカウントに設定されているキャンペーンをすべて削除してください。

2. お客様のアカウント管理画面で、[アカウント情報] タブを開き、[お支払い] をクリックします。

3. [お支払い] ページ中央にある、[払い戻しをリクエスト] をクリックします。

4. [払い戻し手続き] ページの全ての項目を入力します。

5. 全ての項目を入力したら、「リクエストの送信」ボタンをクリックします。

請求後、その時点でまだお客様のレポートに表示されていない未払い分のクリックが計上されるまでには、1週間ほどかかることがあります。
Googleで、すべてのクリックに対する料金を計上した後、最終払い戻し金額をお知らせするメールが、システムから自動的に送信されます。

次に、払い戻し請求フォームにて銀行口座情報をご登録されていないお客様宛に、 Google の支払担当より電話またはメールにて払い戻し請求の最終確認が行われ、お客様宛に払い戻し先銀行口座入力フォームが送付されます。

銀行口座情報をご返信頂いた後、お客様の指定口座宛に払い戻しが行われます。(払い戻し請求時に払い戻し先銀行口座情報をご登録いただいている場合は、自動的に払い戻しが行われます。)

お客様の国の銀行ネットワークに何らかの遅延が生じる可能性もあることから、振込みがお客様の口座に入金されるまでに払戻し請求をしてから 1 ヶ月から 3 ヶ月ほどかかる場合がございますのでご了承ください。

払い戻し処理が完了すると、お客様のアドワーズ広告アカウントの残高はお客様の銀行口座に払い戻され、ゼロとなります。

以上お手数ではございますが、お手続きの程宜しくお願い申し上げます。

なお、このたび、弊社ではセミナーポータルをオープンいたしました。
広告主の皆様にお役立て頂ける各種無料セミナーをご提供しておりますので、ぜひご参加下さいませ。
http://www.google.co.jp/adwords/start/edu.html#utm_source=ticket&utm_medium=footer&utm_campaign=aw

今後とも Google AdWords をよろしくお願い致します。
Google AdWords Team
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そこで、指示通り手続きすると、以下のメールが来た。

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お客様

お客様のアカウント残高全額払い戻しのリクエストを受理し、 広告の掲載を停
止いたしましたのでお知らせいたします。

Google では約 1 週間以内にお客様の銀行口座への振り込み手続きを開始し、
AdWords のオンライン明細に、払い戻しの処理ステータスと最終の払い戻し金額
を反映いたします。 払い戻しを完了するためにお客様のお振り込み先に関する
情報が必要な場合、事前にお客様に確認いたします。 銀行口座への払い戻しが
完了するまでには、さらに数週間かかることがありますのでご了承ください。

なお、払い戻し手続き中にAdWords アカウントの再開を希望される場合は、この
メールを受け取られてから 2 日以内に払い戻しのリクエストをキャンセルする
旨をメールでご連絡ください。お客様のご依頼に基づき、 払い戻し手続きをキ
ャンセルいたします。払い戻しのリクエストをキャンセルいたしますと広告掲載
が再開されます。 また、すでに払い戻し手続きが完了している場合は、アカウ
ントへご入金いただければ、 Google でご入金を確認後、広告掲載が再開されま
す。払い戻し手続き完了後も、 いつでもアカウントへのご入金が可能となって
おります。

払い戻し手続きに関してご不明な点がございましたら、このメールに直接ご返信
いただくか、 以下のリンク先をご覧ください。
https://adwords.google.com/support/bin/topic.py?topic=7006&hl=ja

平素より AdWords をご利用いただき誠にありがとうございます。

今後ともよろしくお願い申し上げます。

Google AdWords Team
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というわけで、なんともスムーズな流れで気持ちよく解約できた。(笑)
勝手な掲載基準を建前に、月1万円程度の個人広告主などさっさと追い出して、大口取引先のみにしてシステムを軽くしたい意図が見え見えである。
それとも日本法人のレベルの低さの問題なのか?
いずれにせよ、個人客を追い出そうとしていることは間違いないだろう。しかし、これ、戦略として正しいのだろうか?
誰でもいつでも広告が掲載できることを目指すのがリスティング広告という種類のものではないのか?
個人ユースの中にリスティング屋が気づかないニーズがあるのではないのか?


Overtureの方はというと、掲載開始メールが来ることもなく、6日から掲載が始まった。ま、こちらの対応の方が、IT系企業らしいのではないだろうか?

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2009年1月4日日曜日

vol.83 リスティング屋の正月休み

年末の30日にOvertureとAdWordsの両方に銀行振込みをした。オフラインにしてあった広告を1月1日から再開するためである。

Adwordsからは振込み受領メールが来たが、広告は再開されていない。Overtureからは未だに何の連絡もない。そして、もちろん、リスティング広告は一向に再開されない。

これが日本のネット広告の現状である。

ネット広告の利点とは、リアルタイムに広告が反映されることである。リアルベースの物販企業が正月休みで出荷できないというならいざ知らず、ネットという常時接続ネットワーク上に広告を掲載している会社が、入金確認を人的に行っているとはチャンチャラ可笑しいし、日本ならではの暢気さである。

日本のリスティング広告は、この1点をとっても破綻している。クライアントからすれば機会損失料請求の対象になる杜撰な運営体制である。

こんなことは自動化しようと思えば実に簡単なことである。銀行とオンライン化されていれば入金確認などする必要もない。入金と同時に広告が掲載されて当たり前である。

なぜやらないのか?

やる必要がないからである。

傲慢かましても、クライアントは言いなりになると高をくくっているからである。

正月休みをのうのうと過ごすリスティング屋など、IT業界とは言えない。IT業界とは、24時間365日不眠不休で稼動するシステムを運営する企業でなければならないからである。

この辺のセンス、携帯屋のユビキタスアクセスを阻む既得権死守のセンスに通じるものがある。

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2008年12月19日金曜日

vol.82 第三者配信

ウェブ媒体の広告は、100年前の広告掲載規定のまま運営されている。つまり、新聞の広告掲載規定を踏襲しているのである。これは驚くべきことであり、広告主をなめた規定である。

広告入稿日を決め、社内で検閲を行うというやり方は、明らかに「広告を掲載してやる」という力関係を端的に示している。

で、そもそもの広告モデルのルーツである新聞の広告がどうなったか、また、そのビジネスモデルの崩壊の結果、新聞そのものがどうなったか、それを見れば、ウェブ媒体がどうなるかは火を見るよりも明らかである。

では、どう生き延びるのか?

答えは簡単で、ウェブ媒体としてのあるべき姿を追求すればいいのである。

ウェブ媒体としてのあるべき姿とは何か?新聞が忘れたものを取り戻すことである。それは、オピニオンである。

オピニオンなき記事を掲載して来たために広告が取れなくなり広告主に見放された結果、その存在理由を失くしたのである。

よって、この轍を踏まないようにすることがもう少しの間生き延びていく最後の手段である。しかし、新聞のビジネスモデルで10年も食ってしまった結果、社内にはオピニオンを書ける記者が1人もいない。

こうなれば、オピニオンは外部の書き手に依存するしかない。オピニオンリーダーの外注である。

さらに、広告そのものの入稿体制の抜本的改革が必要である。

一昨年から、リンクアドという広告の実験をはじめてつくづく思ったのは、ウェブ媒体側の広告受け入れ態勢の旧態依然さである。

リンクアドは、「広告主が自社広告サーバを持ち、媒体の広告枠に広告を配信する方式」を採用している。

この方法での広告配信は、媒体にあわせて広告主側で自在に広告内容を変化させることができる。また、リアルタイムでタイトル、ディスクリプション、写真、動画なども変更することも出来る。

これが、ウェブ広告のデファクトにならなければ広告主と媒体側の力関係が逆転することはない。

と思っていたら、これを「第三者配信」と呼んで、ちらほらそのような動きが出てきているらしい。

わたしが考えている広告は、その先にあって、バナー掲載枠の廃止である。せっかくのスペースをバナー広告で一杯にして記事を読みにくくしている広告に存在理由はない。

テキストにリンクした広告にすれば、スペースの有効活用とともに、オピニオンの重層的展開が可能になる。さらに、バックエンドの購買5段階に基づいて取得したデータベースと広告を紐付けすれば、見たくない広告は表示されず、露出頻度の高い広告は安くなるという課金方法の導入も可能になる。

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2008年11月30日日曜日

vol.81見たい広告と見たくない広告

先日、フランスの雑誌「パリマッチ」の取材の現地コーディネートをした。

広告の仕事はもう35年ほどしているが、現地コーディネートは初めてのことである。フランス人3人と英語で話しながら3泊4日で撮影と取材をヘルプした。

まず、朝食で餌付けすることにし、パン・ド・セーグル、コンフィ・ド・カナール・シャランデ、フリット、ケイク・ド・フロマージュでtrop bon!(トローボン!(これ、超ボン、という意味の流行語。世界中同じ現象が起こっているようで・・)と言わせることに成功した。「今日のメニュー」の修練の賜物である。(笑)

不思議なことに、広告の仕事を長年していると相手が何人であろうとニーズが分かってしまうから不思議で、「次はこうしたいんじゃないの?」と先回りすると、「なんで分かった?」と驚くのが面白い。

しかし、それは当たり前のことで、このシチュエイションでこれを撮らずに何を撮るの、これを訊かずに何を訊くの、ということが常識としてあるからである。

さて、翻って、現在のウェブ広告はどうだろう。

これを表示せずに何を表示するの、ここに誘導せずにどこに誘導するの、といえる広告になっているかどうか?

すでに15年も経とうかというのに、未だにお寒い限りで、「下手な鉄砲、数撃ちゃ当たる」を繰り返しているのが現状である。

1to1マーケティングという言葉もweb2.0という掛け声もとっくに死語となり果てている。

とりわけ酷いのが、新聞系ウェブサイトである。紙媒体のビジネスモデルをウェブにそのまま持ち込み、ウェブ石器人のような広告掲載枠を死守しようとしている。

これに追随しているのがニュース系雑誌サイト。いずれも、ニュースよりも大きな紙面を使用して、ウェブの特質をまったく理解していない。

これが広告依存型ビジネスモデルのなれの果てである。

おまけに、その記事たるや、オピニオンのひとかけらもない。これならば、サイトだけを提供し、世界中のオピニオンリーダーに記事を有料で書かせた方がよっぽどましである。

そうすれば、SNSの「便所の落書き」を、せめて「壁新聞」程度に押し上げてくれることだろう。

広告掲載枠を持たない新聞・雑誌メディアの登場が待たれる。

しかし、広告は、企業に取っても媒体社に取っても麻薬のようなもので、消滅することはないだろう。

つまり、web3.0の広告依存型ビジネスモデルがこれから登場してくることは疑う余地のないことである。

それは、顕在化した広告ではなく、潜在化した広告になるのではないだろうか。また、必要に応じて、個人個人のニーズに応じて顕在化する広告になるのではないだろうか?

つまり、「個人ニーズに合わせ、見たい広告だけが表示され、見たくない広告は表示されない」広告である。

そんなことを考えて、10年後の広告を予測しリンクアド」という広告を想定した。いかがだろう?

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2008年10月26日日曜日

vol.80 ブラウザ大戦争 その2

Google Chrome、IE8、は使い物にならないので、FireFoxを標準ブラウザにしている。

FireFoxも最初は使えなかったのだが頻繁なヴァージョンアップの末、使えるようになった。使えるというのは、極めて単純で、「ちゃんと表示される」ということである。

さすがNetScapeのDNAを持つブラウザだけあって、わたしには最初の女のようになじむ。

さて、ブラウザがweb2.0のドメインに入っていくのはこれからである。

web2.0とは、やっとわれわれユーザーにとってのインターフェイスになるということである。その萌芽はいたるところに見られるが、卑近な例がアバターであろう。

ユーザーは、アバターを好む。しかも、自分にそっくりの。15年前は、自分以外の何者かにならんがためにアバターを使用していたものである。

なぜそうなったのか?である。

成りすますのではなく、自分自身のメッセンジャーとして使用すようになったから、である。(成りすますほどの別キャラを創出する力がなくなったのかもしれないし、セキュリティの向上で、個人情報の秘匿技術が大幅な進化を遂げた結果かもしれない)

つまり、ウェブ上に、自分自身にとって必要な情報収集やコミュニケーションのためのインターフェイスとしてアバターを使用するようになったのである。

15年前、まだパソコン通信しかネットコミュニケーションの手段がなかった頃、マーケットリーダーは、「文章力があり、パソコン知識のある一握りの人々」に限定されていた。

この後、インターネットになってからもこの傾向は続くが、i-modeによってケータイによるコミュニケーションが始まり、一気に一般化する。

ケータイではパソコンほどの文章力は必要とされない。第一、そんなに長文は書けない。そこで、コミュニケーションに必要な文章力の稚拙さを補うために絵文字が登場する。

しかし、この絵文字のコミュニケーションは姑息さがつきまとう。笑ってごまかしたり、頭を下げてごまかしたり、泣いてごまかしたり、冷や汗をかいてごまかしたり・・・。

そして、これに代わるものとして出てきたのがアバターである。

思えば当たり前のことで、「人は他人を80%見かけで判断する」生き物である。よって女は見かけに真剣にこだわる。「見かけじゃないよ、中身だよ」というのは所詮、負け犬の遠吠えであり、見かけと中身が一致していることの方が多いことの証左でもある。

自分そっくりのアバターの使用、写真の公開、などの露出趣味は、ウェブが現実と同等の価値を持つ第2の生活空間として認知されたことの証である。

しかし、そうであるならば、情報を操作しようとする人々の罠もまた至るところにあることを知ることになるだろう。

アバターによって便利になることは、現実では異常なほど厳しくなった個人情報がいともやすやすと盗まれることにもなるからである。

アバターが、これらブラウザが目指すのと同じ機能を持つようになるのはもう少し先のweb.3.0の到来を待たなければならないのかもしれないが、時間の問題のような気もする。

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2008年10月5日日曜日

vol.79 ブラウザ大戦争

ふと思いついてNETSCAPEをバージョンアップしようとして驚いた。今年の3月1日にオフィシャルサポートが終了していた!NETSCAPEといえばかつてはブラウザの代名詞だったのだが・・・。

今やFIREFOX、CHROME、IE8、この3つが3大ブラウザということになるのだろうが、これらブラウザが目指すところは同じようである。

「ブラウザの表示スピードの高速化」である。

そのために、何でもかんでもID/PWをブラウザに覚えさせる機能がついている。いちいちID/PWを記入しなくてもいいのでずいぶん早い感じはする。

これがユーザーに与えるベネフィット。これと引き換えに取られている情報は、「個人の閲覧履歴」である。

この「個人の閲覧履歴」に基づいて帰ってくるものは何か?当然スポンサーからの情報=広告である。

「個人の閲覧履歴」も膨大な数が蓄積されれば、さながらAMAZONの商品レコメンド同様精度の高いものになっていく。

するとどうなるか。「このページを見た人は、こんなページをみています」というページレコメンドがスタートするだろうし、共通の閲覧履歴をもったターゲットに合わせた広告が表示されるようになる。

これはこれで消費者にとっては快適そのもので、前世紀の遺物のような広告を辺り構わず掲載している媒体の存在理由はなくなるだろうし、ここへきて初めて1to1マーケティングが実現するわけである。

喧伝された割には何も起こらず死語になりかけていた「web2.0」という言葉がやっと意味を持ち始めることになる。

web2.0とは、「個人の閲覧履歴」に基づいたレコメンドの始まりであり、ウェブ情報のパーソナライゼイションの始まりである。ここまでくるのに10年かかったわけである。

さて、そうなってくると、われわれ消費者の自己防衛策としてできることは、

1、複数のブラウザを使用する
2、ブラウザによって閲覧するサイトを変える
3、履歴を残さないように気をつける

くらいのものだろう。

個人情報が徹底的に管理されるSFの世界が始まろうとしている。

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2008年10月4日土曜日

vol.78 究極のチューニング

CTR5%、CVR0.5%。これがわたしが考えるPPC広告である。

PPC広告は、広告的に活用するのと販促的に活用するのとでは方法論が違ってくる。

広告的に活用する方法は、出来るだけimpを増やすことに施策のすべてを集中することである。もっとも分かりやすい方法は、無限にKWを追加していくことである。

販促的に活用するには、出来るだけCVを増やすことに施策のすべてを集中する。これが言うは易く行なうは難しい。

以下、わたしの方法論。

1、CTR1%未満のKWのオフライン→T&Dの見直し→LPのT&Dの見直し
2、CTR2%未満のKWのオフライン→T&Dの見直し→LPのT&Dの見直し
3、CTR3%未満のKWのオフライン→T&Dの見直し→LPのT&Dの見直し
4、CVの取れていない広告グループのオフライン
5、CVの取れていない広告キャンペーンのオフライン

簡単でしょ。どれくらいの期間でそれを実施するのか?自分で考えてください。(笑)

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