2011年7月3日日曜日

vol.193 フェイスブックものの貧しさ

フェイスブック本、フェイスブックアプリの花盛りである。

フェイスブック本は、フェイスブックの尻馬に乗って友達増やせ、いいね!を貰おう、と姦しい。

だがそこに見出せないのは、目的である。

なぜ、友達を増やさなければならないのか、なぜいいね!を貰わなければならないのか、という視点が欠落している。

1秒でも考えてみればすぐに分かる。

人生に1000人の友達が必要かと。

実際にフェイスブックをやっていれば分かることで、アクティブな友達は10人未満である。

同時に10人とコミュニケーションするのが人間の限界である。

近年、企業内でもプロジェクトを組むときは10人未満で組むし、ミーティングも10人程度で行うのが常である。

それ以上でもそれ以下でもダメなのである。ならば、もう答えは出ているようなものである。

では、なぜフェイスブックは、友達増やせ、いいね!しようと煽るのか?である。

これについても、答えは出ている。

ネットワークビジネスを展開する前に、只で、ネットワークを作らせているのである。

すでに、友達=ネットワークメンバーの多い人はスパムのターゲットになっている。

○○さんがいいね!といってます。と書かれた画像やリンク先が簡単にクリックされ、スパムが一気に拡散する。これがネットワークビジネスである。しかし、本人は知らないのである。

本人が知らないことは別にもあって、広告レコメンドのちょうちん持ちをやらされている。本人には見えていないので知らないままにである。

こうして、友達増やして喜んでいる間に、ネットワークビジネスの本格展開ためのルート作りがすすんでいるのである。

さて、そして、フェイスブックをメシのタネにしようともくろむ輩も後を絶たない。来年には食いっぱぐれることが分かっているので、今年は特にすさまじい。

最近、キャンペーンアプリなるものを試す機会があったが、折角いいアプリなのに、まったくダメな点が1点。

いいね!してキャンペーンに参加しよう!という点である。

キャンペーンの内容を読んで参加不参加を決めるのがまともな人間のはずだが、クリックしたことが同意したことになりますといわれてるようなもので、これは宗教の論理である。

ネットワークビジネスの集会セミナーに誘う友達とそっくり。とりあえず、一緒に行こうよ!

これととりあえずいいね!しようよは同じである。

なんとも卑しく浅ましく貧しいと感じるのは歳のせいばかりでもないだろう。

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