2010年末からYAHOO!の検索エンジンがYAHOOGLE!になってどういうことになったのか?
昨年、以下の3点について予想していたことを検証してみる。
1、YAHOO!の検索数は激減する
2、SEOは検索結果で上位表示されていたものの順位が下がる
3、リスティング広告は、検索結果との整合性が取れずCVが激減する
結果から言うと、今のところ全て外れている。現状は以下である。
1、YAHOO!で検索する人間は微増した
2、SEOの順位に変化はない
3、リスティング広告のCV数に変化はない(CPC、CPAが一気に低下した)
ところが、Googleに関しては、以下のように激変したことがある
1、Googleの検索数は微減した
2、SEOの順位は下がった
3、リスティング広告のCV数は激減した(CPC、CPAの上昇が止まらない)
つまり、YAHOOGLE!になったことによって当のYAHOO!には好影響をもたらし、悪影響が生じたのはGoogleの方だったということになる。
これは一体どういうことなのだろうか?
しかし、これは、YHAOO!をデファクトの検索エンジンとして使用する日本の検索エンジン使用者の特性から考えてみるともしかすると当たり前のことなのかも知れない。
つまり、「YAHOO!はGoogleをエンジンとして使用することで、Googleよりも優れた検索エンジンになった、と認識された」ということなのである。
元々Googleをデファクトの検索エンジンとして使用していた人々がYAHOO!に乗り換えたと見るのが妥当な結果なのである。
敵のエンジンを使うのなら、本家Googleを使えばいいじゃん、と思うのが普通だと思うのだが、「YAHOO!風の味付け」を忘れていない。
この傾向は、2011年になってから顕著になってきて、検索結果数が同じなのに検索結果は同じではない。
敵のエンジンを使ったからと言って、敵と同じ検索結果にしないところがYAHOO!の真骨頂なのかもしれない。
結局、割を食ったのはGoogleの方で、いいとこ取りされただけなのかもしれない。まだ、この結果は予断を許さないが、3ヶ月もすれば明快な結果が出るものと思う。
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