2011年1月26日水曜日

vol.176 朝日よお前もか

日経に続いて朝日が有料ウェブ新聞に参入するらしい。

やめておけばいいのに。(笑)

先行する日経の愚行を「成功」と位置づけることによって今回の有料ウェブ新聞への後追い自殺が決定されたのだろうが、間違いなくこける。

それにしても500万部が10万部に激減した日経の有料ウェブ新聞を「成功」とする根拠は何なのだろうか?部外者には想像することも出来ない。

朝日日経毎日は、「あらたにす」という無料サイトを共同運営していて3紙の比較が出来ることから重宝している。つまり、このサイトでマスコミ情報は十分なのである。

マスコミの流す2番煎じ3番煎じの情報に興味がないからである。

ウェブニュースがこれまでのマスコミ情報と決定的に違うものは、先の尖閣諸島VTRのYouTube流出事件が示したとおり、リアルタイム性とレア(生)情報性である。

その情報を判断するのは読者なのである。

であるがゆえに、マスコミ情報に不可欠なものは、「オピニオン」だと繰り返し言っているわけである。

800万部が20万部になっても「成功」ということになるのなら、最初から負け犬根性での参入ということになるが、それならば日経の失敗事例である、ここから有料という「パンチラ記事」の真似だけはやめて、「完全会員サイト」を目指すべきだろう。

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2011年1月24日月曜日

vol.175 リスティング管理画面を1つに

YAHOOGLE!になったことで、YAHOO!のリスティング広告にもSEOにも好影響があったが、Googleのほうには悪影響ばかりということは以前書いた。

これに関連してリスティング広告について以下追記。

1、YAHOO!のCPC、CPAともに低下
2、GoogleのCPC、CPAともに高騰

YAHOO!が好調なのには理由がある。また、納得できる。Googleエンジンの採用に伴い、Googleのチューニング方法に合わせて広告グループを作り直したからである。SEOもしかりである。



ところが、Googleのチューニング方法がGoogleに効かなくなったのである。

この理由は、実はGoogleの管理画面にある。

ご存知の通り、YAHOO!に比べてGoogleの管理画面はナイーブである。正確に言うと、クライアント・オリエンティッドではない。

もっと分かりやすくいうと、身勝手でご都合主義な管理画面である。

入札価格は高騰する一方で、その理由は一切不明である。入札価格が低いからと、勝手にキーワードをオフラインにするし、QSが低いからと勝手に広告をオフラインにする。同一広告グループ内の異なるリンク先を認めない。

ま、それがロジカルだと思い込んでいる。

が、広告というもの、そうロジカルなものではない。とんでもないキーワードでCVが取れることはご存知の通りだし、同一キーワードで複数のCVを稼ぐのは社名くらいなもので、いまだに新しいキーワードでのCVがある。

つまり、結構いい加減なキーワードと広告であってもCVしてしまうのが広告であり、リスティング広告なのである。

こう考えていくと、Googleの管理画面が勘違いしてるんじゃないの?と思えてくる。そんなにヒステリックになることないでしょう・・・・・。

必死に予算消化してくれる管理画面など、クライアントからみれば、馬鹿みたいな管理画面である。

さて、そこで提案。

YAHOO!の管理画面で、Googleにも広告が掲載されるようにしてください。

2つもいらないでしょう?同じ検索エンジンなのだから。

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2011年1月12日水曜日

vol.174 asahi.comのまともな記事

asahi.comにまともな記事が掲載されている。

メディア・リポートというコンテンツである。

このコンテンツの直近の記事は以下である。

既存メディアを揺さぶるネット「流出・内部告発」

実に考察に公平性と真摯さのある記事で感銘を受けた。また、既存メディアの自己批判とも取れる内容も含まれており、好感とともに今後のメディアへの期待もうかがわせる。

しかし、最後まで読んで愕然とするのは、いずれも、asahi.comの記者による記事ではないということである。

これらの記事は、「社説」「論説」に該当するもので、まさにマスコミに期待されるオピニオンを持った記事である。

そして、このようなオピニオンを持った、最も重要な記事を書くことができる記者が社内に1人もいないことがマスコミのレーゾンデートル喪失の理由である。

しかし、このような記事を、分かりにくいディレクトリにではあるが掲載していることは、新聞人としての矜持を持ち続ける社員が1人はいるということの証左であろう。

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2011年1月10日月曜日

Vol.173 YAHOOGLE!の勝利か?

2010年末からYAHOO!の検索エンジンがYAHOOGLE!になってどういうことになったのか?

昨年、以下の3点について予想していたことを検証してみる。

1、YAHOO!の検索数は激減する
2、SEOは検索結果で上位表示されていたものの順位が下がる
3、リスティング広告は、検索結果との整合性が取れずCVが激減する

結果から言うと、今のところ全て外れている。現状は以下である。

1、YAHOO!で検索する人間は微増した
2、SEOの順位に変化はない
3、リスティング広告のCV数に変化はない(CPC、CPAが一気に低下した)

ところが、Googleに関しては、以下のように激変したことがある

1、Googleの検索数は微減した
2、SEOの順位は下がった
3、リスティング広告のCV数は激減した(CPC、CPAの上昇が止まらない)


つまり、YAHOOGLE!になったことによって当のYAHOO!には好影響をもたらし、悪影響が生じたのはGoogleの方だったということになる。

これは一体どういうことなのだろうか?

しかし、これは、YHAOO!をデファクトの検索エンジンとして使用する日本の検索エンジン使用者の特性から考えてみるともしかすると当たり前のことなのかも知れない。

つまり、「YAHOO!はGoogleをエンジンとして使用することで、Googleよりも優れた検索エンジンになった、と認識された」ということなのである。

元々Googleをデファクトの検索エンジンとして使用していた人々がYAHOO!に乗り換えたと見るのが妥当な結果なのである。

敵のエンジンを使うのなら、本家Googleを使えばいいじゃん、と思うのが普通だと思うのだが、「YAHOO!風の味付け」を忘れていない。

この傾向は、2011年になってから顕著になってきて、検索結果数が同じなのに検索結果は同じではない。

敵のエンジンを使ったからと言って、敵と同じ検索結果にしないところがYAHOO!の真骨頂なのかもしれない。

結局、割を食ったのはGoogleの方で、いいとこ取りされただけなのかもしれない。まだ、この結果は予断を許さないが、3ヶ月もすれば明快な結果が出るものと思う。


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2011年1月9日日曜日

vol.172 北のTwitter

新年早々、面白い記事を目にした。

昨年は、sengoku38氏とWikileaksによってネットが暴露媒体として実に有効に機能することが確認された年だった。また、既存マスコミの存在理由が一気に凋落した年でもあった。

マスコミは、週刊誌がすでにそうであるように、TwitterとYouTubeにアップロードされた記事を転載する機能しかもたなくなったわけである。

さて、それにしても、南北和解モードを中国アメリカに主導されて唯々諾々とついて行かざるを得ないわが国とは違って、韓国は元気そのものである。

ヨンピョンドの砲撃に兵器で反撃するよりも、Twitterをハッキングしたほうがよっぽど北の打撃は大きいだろう。また、YouTubeにも動画があがっているらしいが、これはsengoku38氏の例に倣ったものだろう。

情報伝達手段としてのネットの強みが遺憾なく発揮された事件である。

しかし、それにしても、北ではTwitterもYouTubeも政府アカウントというところが面白い。国民は誰一人読んでも見てもいないのだろうから国民に対する情報提供にはなっていないところが残念ではある。

また、北のアカウントにはPCではアクセスできないのにスマートフォンではアクセスできるというのも盲点で面白い。

南北兵器戦争に続く第2幕、南北情報戦争の開幕である。

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2011年1月4日火曜日

vol.171 NTTはやっぱり怪しい

明けまして、おめでとうございます。

昨末からすったもんだして2ヶ月。年末になって結局、NTTには光回線に乗り換えてからのアナログ回線料を払わなくていいことになった。

NTTの光回線に乗り換えたのに、アナログ回線料の請求が来るのでなぜかと料金案内に問い合わせると、アナログ回線は生きているという。

光回線に乗り換えたのだから、当然光回線を電話でも使えるものと思っていたのだ。

ネットを光回線に接続するためにVDSLモデムを設置する工事を行ったが、このときになぜ電話はまた別に光電話ルータが必要になる旨の説明をしなかったのか。説明があれば、当然、光電話にしていた。よって、このアナログ回線料は払えない。

ま、これでやっとアナログ回線の請求は来なくなったのだが、その内訳たるや怪しいことこの上ない。

VDSL装置に電話回線を繋ぎ、それに光電話ルータを繋ぎ、それにプロバイダの無線LANルータを繋ぐということ自体が怪しい。1台で繋げるはずである。

それぞれにレンタル料が掛かり、さらに光電話の固定料金も掛かる。只でしょう。保守に手間隙の掛かるアナログ回線から、他社の参入を阻止すべく独禁法に抵触してでも料金を低く抑え、何とか光回線に乗り換えさせたかったのはNTTの方である。

にもかかわらず、電電公社時代の体質をそのまま引き継いでいるのである。

早く光の道を孫さんに譲ってほしいものである。

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