変だね、スティーブ・ジョブス。
「Flashは電池を食うからやだ」という理由で、AppleはFlash搭載を拒否しているということのようだが、それだけじゃなさそうである。
もうひとつ変なのは、Adobeである。Flashはいまや98%のPCに搭載されているというのだから、たった2%くらいどうだっていいんじゃないの?
iPhone、iPadに搭載されないことがそんなに大事件だとは思わない。すぐにAndroid搭載の機種が出るし、MSも色気を出している。
こっちにはFlashが搭載されるわけだし、いずれ、こっちの方がメジャーになっていくことは間違いない。
コンテンツからFlashをわざわざ失くしたサイトを「Apple 推奨サイト」として広告するというのもなんだか魔女狩りというか、健康サイトというか、自然保護団体サイトというか、ファシズムの臭いを感じるような・・・。
でも、かつてMSが、IEを使わなければ、Wordを使わなければ、Windowsは使わせない、という抱き合わせ戦略を取って脅迫じみた販売戦略を取っていたことを考えると、実は、Adobeの方こそファシストで、Flashの入っていないPCの存在を許さないといっているようにも聞こえる。
そうなると、Appleのやっていることは、自由意志の範疇であり、「なんでFlashを入れなきゃならんのだ」と言って何が悪ということになる。
おそらく、真意は別のところにありそうだが、消費者としては、AppleにもFlashが入っていてほしい。
この争い、QUICK TIMEとMedia Playerの事件を思い出す。
販売戦略というよりも、実のところは、子供のけんかのレベルのようなことだということなんじゃないのかな。
ソウダヒロシ プロフィール ⇒CONTACT
※懐かしのIT幕開け時代のブログは→ITトレンド2000
※食い物系のブログは→今日のメニュー2010
※環境系のブログは→環境トレンド2010
※進行中のプロジェクトのブログは→リンクアド・プロジェクト公式ブログ
0 件のコメント:
コメントを投稿