Googleがリアルタイム検索を発表して数日後、YAHOO! AMERICAも同様の検索を実施すると発表したようである。
要は追随しただけのことで、Bingに身売りしたのに何故今頃?という感は否めない。それよりも、一体いつになったらYAHOO!はBingになるの?という疑問の方が大きい。それとももうなってるの?
最近、孫君は秘密主義になったのか、この間の事情説明が全くないので、いつのことやらさっぱり分からない。
分かっているのは、GoogleもYAHOO!も入札価格を急激に上げてきているという事実である。
この5年間で見てみると、実質的には2倍から3倍くらいになっている。
もっとも、最低入札価格は据え置かれているように見えるが、検索結果の10ページ目まで見る消費者が増えない限り、この価格では表示はされてもクリックはされないだろう。現実的には、クリックされるのは検索結果の1ページ目までであるから。
さて、そこへきてリアルタイム検索結果の表示機能である。
これが導入される理由の最大のものは、消費者の利便性ではない。そう、検索連動型広告との相関性である。
リアルタイム検索結果に対して表示される広告は、そのときの旬な検索結果に関連して表示されることから、旬な広告=QS、QIの高い広告、ということになる。
つまり、リアルタイム検索結果という指標を新設することによって、広告をスクリーニングすることが出来るわけである。
また、スクリーニングされた広告自体が、旬な広告=消費者に対するレコメンド広告、になるのである。これが副産物なのか、最初からの狙いなのかはまだ分からないが、Googleのやることだから、後者である可能性が高い。
こうなると、もう、広告枠に広告を掲載するというビジネスモデルを踏襲する現在のバナー広告など全く足元にも及ばない・・・。
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