先に、GoogleIDでログインすると、検索結果を思い通り操作できる機能について述べたが、どうやらその目的が見えてきた。
それは、以下のように結論付けられるのではないだろうか?
1、Google検索エンジンの精度向上の放擲
2、GoogleのAdWords、AdSenseのための媒体化
3、ロボットアルゴリズムから人力アルゴリズムの採用
実は、Google検索エンジンの精度は、YAHOO!に比べて劣っている。同じキーワードで検索してみればそれは良く分かる。
たとえば、YAHOO!は、A+BとB+Aで出来たキーワードを同じとは見なさないのに、Googleでは同一キーワードになる。
リンク+アド=リンクアド、アド+リンク=アドリンク、であるが、YAHOO!はこの2つのキーワードは別のキーワードとして認識するが、Googleは同一のキーワードとして認識する。
ついでにMSNのLive Serchは、どちらとも認識できない。KUMOとかいうエンジンを6月にリリースするようだが、クラウドに引っ掛けたのかどうなのか雲をつかむような話である。(笑)
さて、話を元に戻して、その機能である。
望ましい位置に移動させたり、気に入らない検索結果を削除したりした個人の履歴をトラッキングしてデータとしてためると同時に共有出来るようになっている。
これらのサンプル数が100万、1000万、1億と増えていけばそれなりの結果がでて来ることだろう。AMAZONの書籍レコメンドもこの理屈と同じで、母数が増えていけばそれなりの精度をもって来る。
要するに、「みんなで選ぶ検索結果ランキング」である。
現在のロボットアルゴリズムとSEO施策とによって捻じ曲げられた検索結果が、ユーザーが自分の都合のいいように検索結果を操作しているうちにそれなりのものになっていくのだろう。
さらに、この結果にAdWordsを表示するようにすれば、広告効果も向上していくだろう。
ロボットアルゴリズムの限界を打破するのは、人力アルゴリズムになるのかもしれない。
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