バーガーキングがブラックキャンペーンを展開している。FACE BOOKから友人を10人削除したらバーガーキングを1個もらえるという「WHOPPER Sacrifice」というキャンペーンだ。
http://japan.cnet.com/marketing/story/0,3800080523,20386308,00.htm?deqwas_inflow=relation
このような発想は日本にはない。実に面白いキャンペーンである。
何が面白いかというと、
1、ウェブ友達の真価を問うという大人の視点がある
2、ウェブ友達10人とハンバーガー1個の価値を同等とする諧謔的価値観
3、FACE BOOKの存在理由を揶揄することを認める文化によって成立しているキャンペーン
Sacrifice=犠牲、という発想はキリスト教の根源にあるもので、要はバランスが取れていれば、犠牲を払うことを許容する。つまり、その犠牲と引き換えに享受することのできるものとのバランスが重要なのである。
それを1人1個ではなく10人1個としたところが悪魔的で実に面白いし、揶揄する気持ちが強調されている。
さて、このキャンペーン、mixiでやったら袋叩きに会うだろうね。それが日本と言う幼稚でナイーブな精神文化だから。
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