2009年2月27日金曜日

vol.89 インターネットの歴史

CNETに「インターネットの歴史--50の主要な出来事」というタイトルのアーティクルが掲載されている。

年代別に起こった出来事をまとめてあって分かり易くてCNETのアーティクルにしたら、こういうのは結構楽しい。

今回は、1966~1997年の30年間について軽く流しているが、Mosaic、TCP/IP、wwwなどというキーワードが出てきてへー、ほーというため息と共に、懐かしさをも覚える。

しかし、それでもほんのこの3,40年の間に起こったことなのだ。

わたしがインターネットに出会ったのは1995年のことで、わたしのネット師匠であるI氏が無理やり1台のMacを持ってきたのが始まりである。それまで、ニフティでパソコン通信をやっていたので、インターネットにはスムーズに入っていけた。

YAHOO!はできたところで、全コンテンツを見ることが可能なくらいの数しか登録されていなかった。そして、この年、阪神淡路大震災の年であり、地下鉄サリン事件の年である。

インターネットの歴史とパラレルで進行したのが携帯電話で、1970年の大阪万博の年に携帯電話の見本が展示された。

そして今も、インターネットと携帯電話はプロトコルが違うまま同じ目的に向かってパラレルな関係を続けている。

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2009年2月15日日曜日

vol.88 間抜けなGoogle

Google のマーケティング活動について
2009 年 2 月 10 日
Posted by 馬場康次(シニアマーケティングマネージャー)

Google Japan では、製品を多くのユーザーに知ってもらうために、さまざまなプロモーション活動を実施しています。
今回、そのプロモーション活動の一部でブログを活用したことが、Google のサーチに関するガイドラインに違反することが判明し、このプロモーションに関しては中止しました。ご迷惑をかけた関係者各位とユーザーの皆さまにお詫びするとともに、再発防止に向けて、透明性の高いコミュニケーションに努めてまいります。
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上記は最近超有名な超間抜けな謝罪文である。(笑)


ヨーロピアンは、自分で作ったルールを自分に都合にいいように変えるのが得意だが、これはご都合主義といって、大人の処世術としてはごく一般的である。

しかしまー、自分で作ったルールを自分で破るというのはガキ並の程度の低さであることは間違いない。が、またやってくれました、という程度で驚きもしない。

こういうなりふり構わない行動の根底にあるのは、「世界中で一人勝ちしてるのになんで日本じゃYAHOO!に勝てねえんだ!」というGoogle本社の苛立ちだ。

勝つためには手段を選ばないのがGoogleだから、自社ルールに抵触することも厭わないのは当たり前。

検索結果を極めて恣意的なものにしているGoogleだから、極めて恣意的に今回のプロモーションも行われたはずである。

しかし、バレるウソはつかないというのが大人の処世術の基本。Googleも、もう少し大人になってほしいものである。

新社長も就任早々ミソをつけたものである。

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vol.87 CSのあるGMOのヘルプデスク

ヘルプデスクの悪口はさんざん書いてきたが、最近、サーバを借りたレンサバ.COMの対応はとっても良くて見直した。

J-wordの対応がGoogle並だったのに比べるとずいぶん進歩したものだと思う。ただ、なんでもそうだと思うが、「個人差」はあると思うし、とりわけIT系は理系人間が圧倒的に多くて、いつもロボット対応に慣らされているので、「普通」だったことに感動しただけかもしれないが。(笑)

わたしが使っているこのGoogleの中では良く出来たサービスであるBloggerから借りたサーバにFTPで転送アップロードしようとしてうまくいかなかったのでメールしたのだ。

すると、最初は意味が分からなかったのか、FTPは使用可能ですといった頓珍漢な返事を書いてよこした。

2度目には、他社サービスには対応していないという逃げの対応をしてきた。

そこで、出来るのか出来ないかを聞いているのだと返事しておいた。するとしばらくして、3度目の返事が来た。

3度目には、Bloggerを使ってアップロードテストをしたようで、初めて設定の詳細が書かれた返事がきた。

最初からそうしろよといいたいところだが、時間が掛かっただけあって完璧な回答で、久々にわたしが恐縮するほどだった。(笑)

要は、相手がなにを聞いてきているのかということをよく聞いて、それに正確に応えてくれればいいのだが、往々にして、こちらが何をいっているのかを理解する能力に決定的に乏しいのが日本のヘルプデスクの特徴である。これではCSなど程遠い。

ヘルプデスクは、Dellが最もよく出来ていると思う。電話対応だけでHDのトラブルは大概解決するし、システマティックで気持ちがいい。

こんないい例が日本にあるのに、どうしてIT系企業は見習わないのだろう。お粗末な対応は、企業イメージの低減に大きく貢献するだけだということがどうして分からないのだろう。

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