年末の30日にOvertureとAdWordsの両方に銀行振込みをした。オフラインにしてあった広告を1月1日から再開するためである。
Adwordsからは振込み受領メールが来たが、広告は再開されていない。Overtureからは未だに何の連絡もない。そして、もちろん、リスティング広告は一向に再開されない。
これが日本のネット広告の現状である。
ネット広告の利点とは、リアルタイムに広告が反映されることである。リアルベースの物販企業が正月休みで出荷できないというならいざ知らず、ネットという常時接続ネットワーク上に広告を掲載している会社が、入金確認を人的に行っているとはチャンチャラ可笑しいし、日本ならではの暢気さである。
日本のリスティング広告は、この1点をとっても破綻している。クライアントからすれば機会損失料請求の対象になる杜撰な運営体制である。
こんなことは自動化しようと思えば実に簡単なことである。銀行とオンライン化されていれば入金確認などする必要もない。入金と同時に広告が掲載されて当たり前である。
なぜやらないのか?
やる必要がないからである。
傲慢かましても、クライアントは言いなりになると高をくくっているからである。
正月休みをのうのうと過ごすリスティング屋など、IT業界とは言えない。IT業界とは、24時間365日不眠不休で稼動するシステムを運営する企業でなければならないからである。
この辺のセンス、携帯屋のユビキタスアクセスを阻む既得権死守のセンスに通じるものがある。
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