2008年5月11日日曜日

vol.69 10年後のネット広告

10年後のネット広告を今から始めようと思い、サーバとドメインを用意した。

10年前には考えられなかった金額でこの2つが手に入った。まさにポケットマネービジネスである。

業務内容は、広告配信サービスである。

10年後のネット広告という理由は、あと10年は検索連動型広告とバナー広告、テキスト広告が生き延びると想定しているからである。

検索連動型広告とバナー広告はこれから10年かけて動画広告に取って代わられる。考えてみれば当然のことで、印刷物じゃあるまいし、動かない広告を作ることの方が無理がある。

さらに、リンク先は複数箇所が当然になる。これまた印刷物でも複数のリンク先を持たせることが可能なのに1箇所しか持たせないことの方が無理がある。

無理を通しているのは、広告掲載基準である。広告掲載基準は、広告主ではなく広告会社、代理店、出版社に都合のいいものになっている。

しかも、出版社は印刷物の基準によって、発行部数×単価によって費用を算出する方式をそのまま持ち込んだPV課金という時代遅れの代物である。

検索連動型広告もそれを踏襲している。クリック数×単価というと合理的なように聞こえるが、糞味噌(こう書くと結構リアルですな)のターゲットにクリックされてうれしいのは広告会社と代理店だけで、広告主は原辰徳(腹が立つだけ)である。

残る可能性は、テキスト広告である。

というっても現在のテキスト広告ではない。ここでいうテキスト広告は、ウェブページの文字すべてのことを言っている。ウェブページにあるテキスト文字のすべてはキーワードであり、すべてが広告リンクになりうるという事実である。

これを禁じているのも広告掲載基準である。曰く。「記事スペース内に広告を掲載してはならない」。

まさに印刷物の発想である。リンクというウェブならではの機能の使い方を知らない時代遅れの基準である。

これをぶっ飛ばしてやろうというのが「リンクアド」なのである。

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