2008年4月6日日曜日

vol.65 コンバージョンしなければSEOではない

上位表示することが仕事である間は、SEO屋さんは楽な商売である。

ところが、上位表示されてもコンバージョンは取れない。つまり、上位表示されてもクリックされなくなってきたのである。

SEOはランクインすれば課金されるわけだが、これではSEOのROIは低下する一方である。

リスティング広告が、コンバージョンワード&検索ワードとの整合性を持たせた広告を1週間単位で頻繁に更新するのに対し、SEOはのんびりと3ヶ月以上をかけて上位表示を目指す。

ところが、上位表示されたときにはリスティング広告のコンバージョンワード&検索ワードとは違うキーワードでの上位表示となっているのである。

つまり、「上位表示されているSEOキーワードでは検索されていない」ということになる。

これが、「クリックされない理由」である。クリックされないのだからコンバージョンするはずがないのは自明のことである。

では、どうすればいいのか?

理想は、
1、リスティング広告と同じ頻度でリスティング広告で有効なキーワードにSEOキーワードを変更する。
さらに、
2、SEOのT&Dもリスティング広告の更新頻度に合わせて同じになるように更新する。

「そんなことをすれば上位表示される暇がありませんよ」とSEO屋さんはいうが、「昔のキーワードではどうせクリックされないのだから上位表示されても意味がない」のである。

ま、そこまで乱暴なことをやるとなると自社でSEOをやるしかないということになるのだろうが、3ヶ月で見直しは長いスパンといえるだろう。

サーチエンジンを振り回すのがSEO屋なのだから、検索されもしない死語のキーワードでの上位表示で課金してもらっては困る。

SEOにも、確実にクリックされ、確実にコンバージョンさせるためのテクニックこそが今求められているのである。

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