2007年5月3日木曜日

vol.14 インターネット特許出願顛末記 その1

ひょんなことから特許出願することになった。

特許といえば特許庁である。特許庁のホームページを検索し、インターネット出願が出来ることがわかった。ほー、開けてきたもんだ。

そこで、早速「インターネット出願ソフト」と「マニュアル(なんと25メガ、651ページもある)」、「ひな形」の3点セットをダウンロード。

インターネット出願ソフトを立ち上げると、「識別番号」「証明書ストア」「証明書・秘密鍵保存のpin入力」の記入欄が現れる。

何のことかと思ったら、このソフトを使用するには、電子証明書がまず必要だということらしい。つまり、インターネット出願ソフトをダウンロードする前に電子証明書の発行を受けなければ、使用できないわけである。

そんなこと、どこに書いてあるんだと「パソコン電子出願」のページを見たら、下の方に「インターネット出願ソフトで利用可能な電子証明書について」と書いてある。

これをクリックすると、pdfファイルが表示されて、どうやら法務省他で電子証明書を発行していることが分かった。 法務省は法人のみの取り扱い。個人だと日本商工会議所になるらしい。

電子証明書を発行してもらうためには、「利用申請書」と「住民票の写し」「印鑑証明」が必要であるらしい。さらにこれら3点を 書留で信書として送れと書いてある。

わたしは千代田区という住民5万人の過疎地域に住んでいるのだが、土日に区役所が開いておらず、水曜日のみ19時まで営業している。 (2日はたまたま水曜日だったので1週間待たずにすんだ)

何とかこれらを手に入れ、電子証明書発行申請書をダウンロードし必要事項を記入したまではいいが、プリントして実印を押さなければならない。(わたしはプリンターを持っていない)

近くにKinko'sがあるのを思い出し、PCを持ち込んでプリントを頼むと、CDからのプリントしか扱っていないという。

仕方がないので、CDを購入しわざわざデータを移してプリントを頼むとあっちのPCからセルフサービスでやってくれという。

「自分のPCしか使えないんだけど」、ととぼけたら「本当は別料金なんですが」といいながらしぶしぶ店員がプリントしてくれた。(CD買ってやったんだからいいだろ)


<ここまでの料金>
1、電車賃 340円
2、住民票 300円
3、印鑑証明 300円
4、CD 150円
5、プリント代 226円
6、書留郵便代 500円
7、電子証明書 14700円

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